「この人、ボクと一緒だ・・・」そんな本に出会ました。
大企業に勤めながらも、「自分のやりたいことを追及する」ために、毎日定時退社を実践し、タスク管理を専門としてブログや講師・勉強会主催している滝川徹さんの「気持ちが楽になる働き方:33歳現役の大企業サラリーマン」です。
気持ちが楽になる働き方: 33歳 現役の大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。
ボク自身、今年は残業が凄いことになりましたが、なんとか無事に生きています。会社に勤め続けています。
勤めているのはメリットがあるからで、それは過去記事にもまとめてきました。
参考記事:サラリーマンのメリット。上場企業で10年働いた僕が語る。
この本でも、滝川さんがこれまで大企業で苦労してきたこと、大企業のメリット、そしてどうやって定時退社するようになってきたのか?考え方も含めてまとめてあります。
この本、普通に買えば756円ですが、Kindle端末ユーザかKindle Unlimitedユーザなら、無料で読めます。会社辞めようか悩んでいる方は、正月休みに読んでみてはいかがでしょうか。
会社員という身分をポジティブに見る意見って中々無いので、新鮮ですよ。
大企業のメリット
新入社員の頃からビジネス本を読み、人一倍働くいわゆる「意識高い系」だった滝川さん。トリンプの吉越社長にも直接連絡して会いに行く行動力を発揮しますが、理想と現実のギャップに打ちのめされます。
結果として思い当たったことは。
人がたくさんいるので、自分がいなくても会社は回っていきます。すなわち、休暇だって取ろうと思えばかなり自由にとることができます。やろうと思えば、たまってる有給を消費して、2ヶ月くらい旅行に行くこともできるのです。 仕事で万が一大きな失敗をしても、会社が最終的に責任を取ります。僕達の収入が減ることはありません。毎月安定して給与が支払われます。
ってこと。そうなんですよね~。自分がすべて頑張らなくてもいいってことがメリットなんですよ。その分、自分がやりたいことをやることが出来るんですよね。
まさに、
守られている立場だからこそ、働き方を自分で自由に選ぶことができる
んです。
昔は独立したくて仕方がなかった僕ですが、今となってはその拘りはなくなりました。後述しますが、今の会社で働きながらも、僕は自分のやりたいことをやる方法を見つけることができたからです。
ボクも一時期「もーヤダ!辞める!」とダダこねて家族や上司を困らせたりしましたが、上記のような理由で勤め続けています(笑)
定時退社するためのマインド
周りが残業する中、勇気をもって定時退社する滝川さん。反感を持ったりする同僚も多かったみたいなんですが、大多数からは共感してもらえることに気付きます。離れていく人もいるんですが、
「自分を貫いていれば、まわりが変わっていくか、環境が変わっていく」
ってことに気付きます。
周りの目を気にしていると辛くなっちゃうんですよね。何回も自分を貫き通していけば、「アイツはそういう奴だ」と波風も収まっていきます。
独立する前に、これ、出来てる?
もう嫌だ!上司も誰も何もわかってくれないんだもん!と会社を辞めて独立しても、似たような問題は続くかもしれません。滝川さんも、本の中でチクリと言ってくれています。
上司に言いたいことが言えない人が、どうしてクライアントのわがままを断ることができるでしょう。サラリーマンで仕事を断れない人が、どうしてクライアントから仕事を断ったりできるでしょう。
結局、自営業でも会社員でも、人間関係は絶対あるんですよね。
まとめ
ということで、大企業でもこれだけ自由に出来るんですよ。という良い例でした。実際にどうやって定時退社になったのかは、本書をご覧ください(笑)
会社辞めてやる!辞めるしかない!と考えている方にも何か出来ることあるかもしれませんよ。正月休みの空いた時間に、もう一度自分のキャリアプランを検討してみてはいかがでしょうか。
最後に、共感したところを乗せておきます。
成功法則は人それぞれ異なるということです。そしてその人にとっての成功法則とは、その人が「がんばらなくていい」生き方をしている時。すなわち、自分の気持ちに素直に生きている時なのです。
まさにそ・の・と・お・り!
気持ちが楽になる働き方: 33歳 現役の大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。
▼この後、転職しました。転職を決めた理由
▼やっぱり転職だなと思ったらビズリーチ。ボクも良い企業に転職できました。
ビズリーチ(bizreach)の評判。年収アップしそう?ヘッドハンターとヘッドハンティング面談してみた。
▼こういう大企業にもメリットあります。
▼辞めたい人はこれ読んで行動起こしましょう
コメントを残す