こんにちは。ゆうげん(@1funkiduki)です!
30代後半となったボクにとって、「ゲーム」といえば・・・
思えばファミコンに始まりゲームボーイやスーパーファミコン、Playstation、Playstation2、Playstation3、ニンテンドー64、Playstation4と一通り遊んできました。
マニアックなところでは、MSX2なんてのもありましたね。(知らない人は無視してください)
ただ、ゲームは人生の役に立つことはないと思ってきました。ムダな時間だった・・・と。
ゲームボーイ(白黒)で視力の大部分を持っていかれました(笑)し、ブログやるために捨てた時もありました。
ただ、ブログ合宿で「成功する人はみんなゲーム好き」という事実もありましたし、混乱してきてたんですよね。
そんな「ゲームって良いもの?悪いもの?どっちなの?」に「良いものだよ」と回答してくれるのが、ご紹介する「スーパーベターになろう!」という本です。
最近明らかになってきたゲームの驚きの効果を紹介し、人生をゲームのように生きることがオススメされています。
最近は、ゲームをスポーツ競技として捉える「e-sports」が有名になって、世間一般のゲームを見る目も変わってきたように思います。
この本を読めば、さらに「ゲーム=悪いもの」という意識が変わりますよ。
ワープ出来る もくじ
ゲームの驚くべき効果
「スーパーベターになろう!」で紹介されているゲームの驚くべき効果をまとめます。
思考・感情をコントロールする効果
火傷に苦しむ患者たち。燃えるような皮膚の痛みや苦しみがずっと続くなんて想像できません。
こういう苦しみをゲームが癒やすことが報告されています。
『スノーワールド』(=雪原を歩き回るゲーム)をプレイするだけで、実に九二パーセントもの時間、思考や感情をコントロールできたのだ。
リラックス、禁欲効果
誰もが知っているあのテトリスやツムツム・ポコポコなどのパターンマッチングゲーム。
なんの生産性も無くて、あんなのタダの時間の無駄だと思っていましたが(笑)、良い効果もたくさんあるんですね。
↓嫌なことを忘れられたり・・・
ショッキングなイメージを目撃してから六時間以内に『テトリス』をプレイすると、その出来事のフラッシュバックが減少するという。
『テトリス』テクニックを使えば、ふだんのネガティブな出来事に対する反応を変えられる。とりわけイライラすることがあった日や、うまくいかずにくよくよしてしまうような日に、このゲームフルな能力を使えば・・・
↓変な欲求を抑える効果もあるみたいです。
欲求が脳裏にちらつきはじめたら(今でもかまわない)『テトリス』のようなパターンマッチングゲームを三分間プレイしよう。欲求にうまく抵抗できるようになるはずだ。
ボクも速攻でスマホにテトリスをインストールしました(笑)
不安を和らげる効果
さらにさらに、ゲームには不安を和らげる効果もあるとか。
ニンテンドーDSのスーパーマリオなど、携帯ゲームのプレイを許可された子供たちは、手術前の不安をほとんどまったく感じなかった
ゲームをすることによって、不安が抑えられる・・・って不思議な効果ですよね。
ゲームが役に立つのは、子供だけではありません。
高級な仏教のお坊さんも、「修行として」アングリーバードをやっているそうです。ホントかいな(笑)
「とくに夜、疲れているとき、一時間『アングリーバード』をプレイすると、思考に集中し、穏やかな気持ちになれます。これは熟練を要する修行であって、逃避ではありません」 ワシリーは仏教徒としての修行を何年も続け、人類が発明した中でもとりわけ強力な注意のコントロール術を極めた人物だ。非常に複雑な形式の坐禅、呼吸法、祈祷の達人である彼でさえ、ビデオゲームを毎日の儀式に組み込んでいるとは!
仲良くなる効果
ゲームには仲良くなる効果もあります。
これは分かりますよね。逆に熱中しすぎるとケンカになりそうな時もありますが(笑)
『Wiiスポーツ』のボウリングゲームを見知らぬ人とプレイすると、相手を好きになる(ふたりでできる楽しい活動ならどんなものでもそうだ)だけでなく、ゲームのパートナーと似ていると自分が感じている、世界じゅうのあらゆる人のことをもっと好きになる
ペアになった大学生と老人が毎週三〇分間、ビデオゲームを一緒にプレイする。『Wiiスポーツ』のボウリングゲームを六週間一緒にプレイしつづけたところ、老人と若者はお互いを友人と考えるようになった
体を動かす効果
「まぁゲームが良いのはわかったけどさ、体は動いてないから結局不健康だしダメなんじゃね?」という方もいるでしょう。
実は、運動するのにも役立つとしたら、どうですか?
ゲームすることにより、より運動したくなる、ということも報告されているようです。
もっと運動したいと思ってはいるものの、やる気が出ないときはどうすればいいだろうか? 脳をだまして体を動かすゲームフルな方法がある。これは〝代償的運動〟と呼ばれている。必要なのは、ビデオゲームの中の分身(自分そっくりの外見をしたアバター)がバーチャル世界で運動しているのを観察することだけだ。
実験では、バーチャル世界の分身がトレッドミルの上で走っている姿を眺めた被験者は、自分がうまく運動できるという自信が飛躍的に高まったと回答した
人生をゲームにする方法
これまでお話してきたゲームの効果ですが、これは何もコンピュータゲームに限った話ではありません。
人生をゲームと捉えることで、毎日をより楽しく、チャレンジし続けられるようになるためのヒントもたくさん説明されています。
具体的に以下のような項目を設定して、「人生」というゲームの主人公になるというアイデアです。
- クエスト
- エピックウィン
- 悪者
- パワーアップアイテム
- 仲間
- 秘密の正体
普段ゲームに親しんでいる人にはしっくり来るんじゃないでしょうか?楽しいですよ。
詳しくは本書をどうぞ。
ビジネスでもブログでも、ゲームで楽しんじゃえば良いんですよね。
まとめ
ということで、「スーパーベターになろう!」で分かるゲームの効能、そして人生をゲームとして生きるためのヒントを紹介してきました。
ゲームには効果がある・・・とわかったのであまり「ゲームはダメ!絶対!」と否定・我慢しないようにして、もっと人生もゲームも両方楽しもうと思います。
最後に著者のジェイン・マクゴニガルさんがTEDでプレゼンしている動画(日本語字幕付き)を貼っておきます。
とてもわかりやすくて楽しい動画なので、一回はチェックしてみてくださいね。