親知らずが、腫れてきて、痛い。
3月21日のヨスさん・松本さんのまるもイベントに出た翌日から痛いんです。
(あ、イベントそのものはとても楽しくてタメになりました。ピザもめっちゃ美味かった!その節はありがとうございました)
親知らずが腫れて口が開きません。
美味しく食べれる健康ってありがたいよねと再実感。— ゆうげん@移住サラリーマンブロガー (@1funkiduki) March 22, 2018
数年前から同じようなことが度々あったんですが、毎回痛み止めで散らしてごまかしてきました。
しかし・・・今回のは特別痛い。薬が効かないくらいに。どうしたことでしょう。
口が動かずあまり喋れないので、思いのたけを記事に書いてみたいと思います。
親知らずの腫れとは?
親知らず=前から8番目に生えてくる奥歯のことですが、この生え方がなかなかうまく行かず、歯茎を押し上げたりスキマが出来たりして炎症を起こす現象です。
「親知らず」をWikipediaで調べると、
現代の人間(特にアジア、欧米、ヨーロッパ系の人種など)は顎が小さく、親知らずが生えるための十分なスペースがないことが多い。このため、横向きに生えたり傾いて生えてきたりする場合がある。このような場合は歯ブラシが入りにくく、虫歯や歯肉炎になりやすい[4]。
最悪の場合、親知らずから入り込んだ菌が心臓付近まで到達し、死亡することがある。
引用:Wikipedia
いきなりドライに「死亡することがある」とはギョッとさせられますね。。。親知らずってなんか可愛らしいネーミングですが、バカに出来ないんですよ。
親知らず 抜く・抜かないの判断は?
調べると「親知らずは抜いたほうが良い」と一般には言いますが、そうでもないらしいです。
- 特に噛み合わせに影響してない場合
- 腫れることが無い場合
などの「良い親知らず」は、抜かないで残しておくと、将来使っている歯を抜いたときに移植用として使えるそうなんですね。
逆に曲がって生えてきて、歯茎が腫れたりする場合は抜いたほうが良いそうです。
こんな感じで。
親知らず 抜くときがグロすぎる
じゃぁ抜く場合はヒドイ場合にどうなるかというと、
最も困難なのは下顎で横向きに生えている歯。この場合は歯茎を切開したのち顎骨を少し削り、表面に出ている歯を割って取り出したのち埋まっている歯を抜き取る。
引用:Wikipedia
ちょ、ちょっと・・・(ゴクリ)
ボクの親知らずは、この最も困難とされる「下アゴで横向きに生えている」ものです。ちょうど手前の奥歯を押し上げるように生えてきてくれています。本当にありがとうございました(泣)
戦慄の文言が目白押しじゃないですか。
- 歯茎を切開して
- アゴ骨を削って
- 歯を割って取り出して
- 埋まっている歯を抜き取る
ですよ。ナニコレ拷問!?ちょっと軽めの拷問ですよね!?
これまで診てくれた名医とされる歯医者さんが
というほどにボクの親知らずは超難度。
これまで薬を数日飲めば治まってくれていたので、数年は気にせず元気に残業しまくれたわけですが、突然来ました。あの痛みが。
しかも今度は薬が効かないほどに強い痛みです。
親知らずの腫れ 症状
親知らずの腫れは色んな症状を引き起こします。
まとめるとこんな感じ。
- 口が空かない
- 飲み込むたびに激痛が走る
- 痛すぎてなんか頭痛もしてくる
- 痛くて眠れない
中でも最高に困ったことは、口が空かないこと。ほとんど空きません。正常時の20%くらい。
おちょぼ口もいいところです。
なので、今のボクはティースプーンでしか物を食べられません。そして固い物も食べられません。毎食、雑炊やスープです。
お酒も飲めません。
口が開かないので、うまく喋れません。体重も減りました(これはちょっと嬉しい)
▼使用したティースプーン。いつもは天国である食事が、地獄の苦しみ。
食べているときも、普段と違う反対側の歯を使うので、「コレじゃない」感。美味しさが半減してしまいます。
入れ歯もこんな感じなんでしょうね。。。まさにリアルで高齢者体験をしている感じ。
最初だけ歯医者さんから貰った痛み止めが良く効いて、「お!もう治ったやん!?」と調子に乗って近所の弁当屋でタルタルチキン弁当とサラダを買ってしまったのが失敗でした。
実際はそんなに治ってなくて、たかが直径1~2センチの唐揚げとミニトマトを食べられず、部屋で一人七転八倒。
ドラムをやってるときも酷い。ボクがビートを奏でると、口の中で新しいビート(痛み)が走ります。酷い。
親知らずの痛みで気付いたこと
こんな苦しみの中で、思ったこと。
こんなに苦しんでいるボクの隣で、
おいしく好きなものを食べる、妻が・・・憎い。
テレビを見れば、大口を開けてハンバーガーのグルメリポートする芸能人が憎い。
同僚や上司はボクの苦しむ姿を見て、嬉しそうだ。憎い。
全てが憎い。
食べることが大好きな自分は、物が食べられないだけでこんなに世の中が憎らしく思えてしまいました。
「隣の芝は青く見える」というけれど、自分が不幸になるほど青く見えるんですね。
青く見えれば見えるほど、憎らしさも倍増してしまいます。
ふと思いだすのは、親知らずの痛みを知らなかったあの頃・・・平和な毎日のこと。
美味しい物を、大口開けて、思う存分に食べる。そんな毎日がいかに幸せだったことか。。。
そして、歯を抜くときを考えると・・・死刑を待つ囚人の気持ちになるようです。
もし元に戻れたなら、歯のケアはきちんとしよう。毎食歯磨きして、マウスウオッシュもしよう。
いつまでも自分の歯でおいしく食べれる自分でありたいとしみじみ感じています。
もう反省しているので、いい加減早く治って欲しいです(祈)
まとめ
親知らずの腫れから、色々気付いてしまったので長文になってしまいました。
ぜひ今の幸せを噛みしめてもらえるきっかけになれば嬉しいです。
▼こんな逆境よりは、親知らずなんてまだマシですね。
▼こんな不幸もありましたが、考えを変えて乗り切りました。