Amazonプライムビデオで無料で映画を見るのも良いんですが、たまには有料でみるのも良いものです。
先日、ブログ「Fu/真面目に生きる」のブッキーさんが記事で紹介されてた映画、「セッション」を見ました。レンタル100円。安い!
気になってみたら、紹介してた映画も見ちゃったじゃないですか!面白かった~。僕らもキーボードを血まみれにしましょうw
無職がhttps://t.co/z2ssqMkoJjの会議室で仕事して、昼間っから飲んだビールが旨かった1日: https://t.co/N2YLfd96dX? ゆうげん@1分気付き見える化ブログ (@1funkiduki) February 17, 2017
かなり刺激的な内容で面白かったと同時に、見て考えましたので紹介します。
映画「セッション」とは?
まずこの映画の内容紹介を。
簡単に言いますと、「プロドラマーを夢見る才能あふれる少年が、超絶スパルタ教師に、クソミソに恫喝され、ぶん殴られ、椅子を投げられつつ、狂気とも言えるドラム熱にハマっていく」・・・という内容です。
2014年の映画で、アカデミー賞3部門受賞してます。詳細はwikipediaで。※Wikipediaのあらすじには、最後まできっちり内容が書いてあるので、ネタバレにご注意ください。
▼youtubeの予告動画。いきなり心を鷲づかみされますよ!
凄く練習することをたとえて「血のにじむような練習」、と言いますが、この映画では、まさにドラム練習しすぎて、にじむどころか流血しています。
実際に練習しまくった主人公の俳優さんの血がそのまま映像になってますから、リアリティ抜群です。
世の中甘くなった
そんな映画で、印象に残った言葉がありました。主人公に対して、スパルタ教官が「なぜ、そんな厳しい指導方法をするのか?」を話すシーンです。
世の中甘くなった
ジャズが死ぬわけだ
明白だ
カフェあたりで売ってる「ジャズ」のCDが証明してる
英語で最も危険な言葉はこの2語だ
「Good Job」(上出来だ)
「世の中、甘くなった・・・」確かにそうです。
会社の残業時間はどんどん規制されているし、LGBT、パワハラ・モラハラ・アルハラ・マタハラ・・・「多種多様な人が、みんな、嫌な気分を味わわないように」気を付けよう!ってなってますよね。へっぽこな仕事をしても「いいね!」って褒められたり。
学校でも以前のように体罰教師・怖がられる教師なんてほとんどいなくなりました。厳しい体罰なんかしたら一発でつるし上げられてしまうので、おっかなびっくりの指導を行う教師も多いです。
暴力や恫喝、長時間残業などのマイナスなことが無くなって、世の中が甘くなることは良いことです。人に優しい人・組織が増えますし・・・。
でも。
逆境や悔しさが、良いことの原動力になる
ジャズも、ブルースも、レゲエも、もともとは抑圧されてた人々が生み出した音楽です。つまり、逆境(マイナス)の状況からこそ、生まれたわけです。
このスパルタ教師自身も、実は逆境を自分の指導で作り出すことで、新しい天才や新しい音楽を作り出そうとしていたんですよね。
こんな感じで、逆境とか、その悔しさといったマイナスから、良いことが生まれたりすることが、人生あります。
例えばボクの人生で言うと・・・
・校内を竹刀持って歩き回る体育教師がいたおかげで、クラス内にいじめは一つもなかったです。(クラスがまとまってないと軍隊式お仕置きがありましたw)
・パワハラ気味の上司がいたおかげで、自分の中に仕事の基準が生まれました。
・事故で死にかけたおかげで、引きこもりだった人生から復活出来ました。
ブログにも当てはまります。
ブログにも役立つ、マイナスって?
つまり何かしら抑圧とか逆境のある人の記事は良い(面白い)んですよ。
思うに「人生そもそも辛いもの」ってみんな心のどこかで分かっているから、マイナスのところから出てきた音楽とか、アートを好きになるように出来てるんじゃないかなぁ。。。
今まで会ってきた大金持ちとか成功者も、全てが「実は幼いころはすげえ貧乏だった」、とか「最初全然うまくいかなくて餓死しそうになった」、という逆境を原動力にすることで、その結果を出せていました。
そういうボクも大企業という抑圧の中で生きています。人並み以上に努力したおかげで、ある程度気ままにやらせてもらっていますが、正直「もう辞めるぅぅぅ!」ってなることもあります。
でも、改めて考えると、ある意味抑圧される環境にいるから、面白い記事が書けるのかもなぁ。。。。
とはいえ、ブログ制作に関する厳しさも必要ですね。映画のスパルタ教師みたいな人はいませんし。。。誰が自分の努力を一番分かっていて、誰が自分にカツ!を入れられるかというと、自分しかいません。
なので自分でスパルタ教師役をやるしかありません。
▼結局は、自分で行くしかないのだ
最近、「ま、いいか」と考えてサボるところもありますが、自分の中でそんな厳しさを持てるようにします。
「おいゆうげん!まだ今日のクソ記事書いてねえのか?」
「ハッ!これが記事か?こんなもん誰が面白がるんだこのファッ〇ンビッチが!」
みたいなwww
まとめ
とにかくこの「セッション」、最初から最後まで予想外の展開の連続で、飽きません。そして最後に主人公が魅せる演奏は、ぜひ見て、聴いてほしいですね。震えました。なのに100円。めっちゃ安い。
<2018年6月9日追記>
この「セッション」、Amazonプライムビデオで無料で見れるようになりました!
無料体験期間で見れば、タダで見れちゃいます!いい時代ですねぇ!
映画のタイトルの本当の意味も、最後になって分かるはずです。
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