こんにちは。ゆうげん(@1funkiduki)です!
2019年9月8日に千葉県を直撃した台風15号の影響により、住んでいる千葉県で大停電が起きました。
この影響で、ボクの住む街中の電気が丸2日使えなくなりました。
こちらは水、ガスは使えましたが、それでも結構辛かった!
エアコン使えないので暑い!PCもネット使えないので全然状況分からない!ストレス!

実際に2日間の停電にあって、準備しておいて良かったこと、逆に「こうしておけば良かったな・・・」という反省点いろいろありました。
そこで、この記事では電気が止まったときのために準備しておくことをカテゴリ別にまとめます。
停電時の食事
まずは一番大事な食料についてまとめます。
停電すると、飲食店やコンビニは全部閉店するため、かろうじて開店するスーパーやドラッグストアに食料品のまとめ買いする人が殺到して大行列が起こります。
レジを使わずに手打ちで会計していきますから余計に時間がかかります。夏の場合、店内は暑いので不快指数も急上昇です(笑)
▼実際に某ドラッグストアでの行列風景。
このように真夏や真冬の長い行列は特に辛いです。できれば避けたいですよね。
それでは準備と対策をまとめていきます。
飲用水はまとめ買いしておく
停電が起きたとき、多くの人がまず買い出しに走るのが、飲用水です。
ボクの場合、飲用水はあらかじめまとめ買いしてたので、買い出しに行かないで済んだのでとてもラッキーでした。
水のまとめ買いは、以前紹介したクリスタルガイザーのまとめ買いが安上がりです。500mlペットボトルが1本44円くらいで買えます。
ネット通販なら持ち運びもしなくてOKですしね。
ふるさと納税で水をくれる自治体も多いです。もらっておいてもいいですね。
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いざ必要になって買うにしても、水をまとめて買うのは重いし辛いです。あらかじめ買っておけば、楽です。
水だけ十分にあったら、食料品のまとめ買いも楽になりますよ。
乾麺系の食品を買っておく
電気が使えないと、普段の食事も難しくなります。
まとめ買いが殺到するスーパーでは、食べやすいパン・おにぎり・インスタントラーメンがまっさきに無くなっていきました。
こういうものって意外に停電復旧後でもなかなか入ってこないです。あるといいですよね。
停電復旧した昨夜の君津市内のコンビニ棚。まだ見事に空っぽでした。 pic.twitter.com/mhcW5BfYte
— ゆうげん@千葉の遠距離通勤ブロガー (@1funkiduki) September 14, 2019
とはいえ・・・栄養的に避けたいですよね。インスタントラーメンは最終手段として考えて、できる限り作ったものを食べたいです。
▼最終手段にしたいとりあわせ(美味いけど)
そんなときには保管もしやすくて茹でるだけで食べられる乾麺パスタ、ソバ、ラーメンがいい感じでした。
電気がなくても、茹でて、ソースだけでも絡めればとりあえず食事になります。
今回も麺類を良く食べましたよ。
▼カップヌードルの最安値を調べました。
美味しいレトルト食品をローリングストックする
乾麺ばっかりだと炭水化物ばっかりになってしまうので、ビタミン・ミネラルは摂りづらいですね。
野菜系・魚系のレトルト食品や缶詰でカバーしても良いかもしれません。
結構最近は、「これホントにレトルト食品?」ってくらい美味しいものが増えてるんです!
冷たいままでも食べられるし、2~3年の保存が出来ちゃいます。
ネット上や比較雑誌での評価が高いものはこちら。ボクも買いました。
最近はこのように賞味期限間近の美味しい保存食を日常でチョコチョコ使って、その分をまた買って常に一定量の備蓄を備えておく「ローリングストック」という方法が注目されています。
これなら保存期間が過ぎてせっかく買った保存食が無駄にならないし、食費の節約にもなりますよね!
いざというときに食べる練習にもなります。料理の手間も省けて家事の負荷も減りますし。
というわけで、美味しい保存食を普段の食卓に取り入れつつ常に使える保存食を常備していきましょう。
冷蔵庫の開け締めは最低限にする
冷蔵庫の開け締めは最小限にしましょう。サッと開けてサッと閉めるイメージです!
これまでは停電になると、冷蔵庫の食材はすぐにダメになると思ってました。
でも意外と大丈夫だったんですよ。
冷蔵庫の冷やす機能が失われていても、冷蔵庫の中の空気や食材は冷たいままだからです。
開け締めを最小限にすることで、停電後、昼間30度を超す中で24時間以上経っても冷蔵庫の中は冷たいままでした。(24時間後はさすがに匂いが出てきましたけど・・・)
食べられなくなる食材も、ほとんど無かったですよ。
停電時の住環境
続いて、停電時の住環境についてです。
住環境は食事と同じく、いかに快適に過ごせるか?は長期間におよぶ可能性もある、停電期間を乗り切るためにとても大切です。
暑さ・寒さ対策をしておく
今回の停電時、一番困ったのが家の暑さです。
普段使っているエアコンが全く使えないので、灼熱の夜を過ごしました。
モバイル扇風機もバッテリーが無いから無駄遣いできず、汗まみれで夜通し七転八倒して寝不足でした。
寝不足は体力の低下につながるので、どんどん元気が無くなります。
こういうことのないように、コンセントなしでも使えるモバイル扇風機やモバイルヒーターなど、準備しておきましょう。
また、電気を使わない冷えピタや・ホッカイロなどの消耗品もあるといいですね。
光源を複数準備しておく
停電のとき、当たり前ですが夜は真っ暗です。
ローソク、キャンドルの明かりでも過ごせますが、何かと物がある家の中では、持ち運ぶのも怖いし火事のリスクも増えて危険です。
最初はロマンチックな気がしますが、真っ暗な家の中でずっといると、落ち込んで来たりしますのでメンタル的にも明るさというのは必要なんだな、と思いました。
ちなみに今回はあらかじめ買っておいた持ち運びもできるLEDランタンが夜キッチンで料理するときや、トイレに行くときも大活躍でした。最新版リンクを載せておきます。
断水の恐れあるため、生活用の水を確保する
停電が長引くと、断水になる危険もあります。
断水になると飲用水、トイレ、衛生用にたくさんの水を用意しておく必要があります。なので、停電になったら水をバスタブに貯めておきましょう。

携帯トイレもあるといいですね。すぐに固まって脱臭作用も高い携帯トイレも紹介しておきます。
車の冷暖房に頼りがち。エコノミー症候群に注意
真夏の停電が長引くと、どうしてもエアコンが恋しくなります。
そんなこともあり、夜はクルマでエアコンをかけて過ごす方も多く見られました。
こんなときはエコノミー症候群に注意です。
一般的にエコノミー症候群の対策や気をつけることがまとまったページを紹介しておきます。
停電時の電源確保
食料・住環境が整備できたら、次は電気ですね。
停電時の準備と対策をまとめます。
自家発電のバッテリーを確保しておく
停電のときに重要なのがモバイルバッテリーでした。
スマホの充電はもちろん、熱帯夜を乗り切るために大切なモバイル扇風機などにも使えるからです。
ボクが持っているのは電源コンセントから直接充電できるバッテリー、AnkerのPowercore fusionのみだったんです。。。
とても便利なバッテリーなのですが、コンセントが停電なら充電しようがありません。
今回の停電では、かなりセコセコ使っててストレスが溜まりました。
こういうバッテリーはたくさんあればあるほどいいですが、手巻き式、ソーラーなど自分で電気を作れるものがあるといいですね。
以前は高かったソーラー系バッテリーも、今はだいぶ安くなって買いやすくなりました。
ということで大容量(iPhone8を8回以上も充電できる)のFEELLEのソーラーチャージャーを購入しました。折りたたんでiPhone8プラスサイズになりますし、防水なので災害用にもピッタリです。
最近興味が出てきた、キャンプや車中泊にも使えますので一石二鳥のはずです(笑)
もっと容量大きくて、電化製品も使えるポータブルバッテリーも1万5千円以下で意外と安い。あると更に安心ですね。某雑誌でバッテリー比較テストが高評価だったものをおいておきます。
上記製品の3倍の容量を持ち、ネットでの評判も良いのがコレ。値段も3倍ですが、冬なら電気毛布などにも使えて、より安心です。
さらにさらに、こういうバッテリーを太陽光発電で充電できるパネルがあると最強です。ちょっと置き場所は困りますが・・・
乾電池(特に単一、単三)もまとめ買いしておく
乾電池もあればあるほどいいです。特に超時間使うライトやランタンで使う、単一電池や、何かと使う機械が多い単3電池です。
どちらも1本あたりの単価で言うと、Amazonのオリジナル製品やパナソニックの乾電池が安くなっています。下記ボタンから楽天やヤフーショッピングに探しにいけますのでどうぞ。
停電時の情報収集
停電が続くと、インターネットに接続するのも出来なくなります。
これは通信を繋げる各種キャリアの局舎の補助電源が切れてしまうからです。
ネットつながらないと、検索もSNSも何もできなくなり、得られる情報は極端に減ってしまいます。
今回の停電でもそうでした。現地に行って情報仕入れるか、地元の時折流れる防災アナウンスしか無かったんです。
アナログラジオを買っておく
スマホで聞けるラジオアプリもありましたが、もちろん使えません。
「アナログのラジオがあれば・・・」むちゃくちゃ後悔しました。買っておきましょう。
今はソーラー充電、手巻き充電も可能で、モバイルバッテリーやライトにもなるラジオが売ってます。防災バッグに入れておけば安心です。
市町村の災害メーリングリストに登録しておく
お住まいの市町村がやっている災害用のメーリングリストに登録しておくのも手です。
市町村の公式ホームページから登録できますよ。
ネットが接続できなくなっても、場所や時間によって、たまに復活するときがありました。
そんなとき受信できる災害メールは意外と役に立ったんです。
電気復旧見込みのメールを見たときは、歓喜しましたよ!
停電時の暇つぶし
停電してると、テレビやTVゲーム、インターネットなど、普段時間をつぶしているものが何もできなくなります。
食事やら必要なインフラが揃ってしまうと、意外と暇なんですよ。
それこそ、夜は夕食を食べてしまうと「さぁもう寝るか」になります(笑)
大人ならまだしも、特に小さいお子さんは、なかなか大人しく過ごすのは難しいです。
暇つぶしをどうするか・・・?
スマホで音楽・動画再生・読書コンテンツを入れておく
ネットがつかえないスマホ・タブレットも、音楽・動画再生・読書用として役に立ちます。
Amazonプライムに入っておけば音楽や映画・TV番組や本を端末にそのままダウンロードしておけますから、ネットが繋がらないときでも楽しめますよ。
ネットを使わないスマホゲーム
スマホでゲームやる人は多いですが、ネットに繋がらないと出来ないゲームって意外と多いです。
ネットに繋がらない停電中でも出来るゲームがあると暇つぶし出来て便利なので、停電中にちょこちょこやってたゲームをまとめます。
▼部族のみんなを食べさせるため、なぜかたった一人で巨大なマンモスに立ち向かう悲しきお父さんのゲーム。シンプル操作で割とハマりやすい。
▼タッチオン・オフという操作しかないため、片手でも出来るレースゲーム。とはいえ結構奥深い。気持ち良い浮遊感も感じることができるので、絶好の気晴らしになりますね。
その他
ここまでカテゴリ別に準備と対策を述べてきましたが、それだけじゃありません。
その他をまとめておきます。
信号機が使えないので注意して移動する
停電だと街中の信号機が使えなくなってしまいます。
ボクが住んでいるところは田舎ですが、2車線道路もありますので、かなり困りました。
それでもなんとなく空気を読んで車は流れていましたが、やっぱり怖いです。
というわけで、徒歩でも車でも、普段より注意して歩きましょう。
特に信号は怖いので、信号が無い細い道路の通行量が増えるときもあります。
いつもはクルマ走ってない道でも、注意してください。
停電でも使えるガソリンスタンドを覚えておく
停電時でも長距離移動やエアコンが使えるクルマもガソリンが無いと動きません。
停電時はほとんどのガソリンスタンドが閉まってしまいます。
でも中には自前の発動機や手動で停電時にも給油できるガソリンスタンドがあるんです。
そんなガソリンスタンドにはガソリンを給油しようとまた大行列が出来ます。
できれば事前に、そうしたガソリンスタンドは押さえておきましょう。
停電時、すぐに給油できますからね。
ツイッターや店員さんに聞いてみて、情報確保しておきましょう。
まとめ
というわけで、停電に向けての対策をまとめてきました。
色々準備するものがあるので、ここでまとめておきます。
電気がある今ならいつでも準備できます。でも準備してないと、結構後悔したり苦しんだりします。
将来の自分や家族のため、チョコチョコ準備していきましょう!