目に優しい液晶ディスプレイの選び方




こんにちは。日々作業環境向上を目指して逆に作業する時間が無くなっている、ゆうげん(@1funkiduki)です!

今回は「目に優しい液晶ディスプレイは、どういう物を選べばいいのか教えて!」という方向けに、液晶ディスプレイの選定方法を分かりやすくお伝えしたいと思います!

結論
・サイズは23〜27インチがベスト
・IPS液晶/ノングレア加工がおすすめ
・4k対応であること
・高さ調節・チルト機能が付いてる

「最近、目が辛い・・・ディスプレイ欲しいなぁ。」そう考え始めたのは、数週間前に仕事しているときでした。

ボクのディスプレイの用途は、ブログやパソコン操作、動画鑑賞、ゲームです。

で、液晶ディスプレイを探して思ったのが

ゆうげん
液晶ディスプレイ選ぶのって、専門用語が多くてなんか難しいな・・・

ってことです。

この記事では目に優しい液晶ディスプレイを初心者でも分かりやすく、選びやすくなるようにお伝えしようと思います。

▼検討の結果、27インチの4kディスプレイを買いました。満足しています。

▼作業環境。左のデカイやつを買いました。右にあるのは今まで使ってた21.5インチ。
デュアルディスプレイ構成

ディスプレイのサイズは「23〜27インチ」

ディスプレイのサイズが大きくなるほど、目との距離を離さなければ行けません。

ディスプレイのサイズが大きすぎたり、目との距離が近すぎたりすると、目の動きだけで全体を見ることが出来ません。

首を振ったり頭を動かすことになり、疲れてしまうことになるんです。

ディスプレイのサイズ別に目との距離を並べると、

  • 21.5インチ → 50cm
  • 23インチ  → 60cm
  • 24インチ  → 70cm
  • 27インチ  → 80cm

くらいと言われています。

ディスプレイを机において作業するのであれば最大でも27インチ!とおぼえておきましょう。

▼27インチディスプレイでの作業例。画面が広いから1つだけでも十分な作業が出来ます。

ディスプレイの液晶方式は「IPS液晶」

液晶ディスプレイの作成方法(液晶方式)にも色々ありまして、代表的には

  • IPS液晶
  • ADS液晶
  • VA液晶
  • TN液晶

があります。

結論から言うと、目に優しい「IPS液晶」を買いましょう。ちょっと高いけど十分元を取れるはずです。

昔のIPS液晶は動画・ゲーム向けには不向きだったようですが、だいぶ改善されているようです。

実際、ボクもIPS液晶のディスプレイでアクションゲーム・シューティングゲームをやったりしてますが、「全く」不都合ありません。

ディスプレイ加工は「ノングレア(非光沢)」

液晶ディスプレイを選ぶ際には、グレア液晶か?ノングレア液晶か?も決めなくてはいけません。

画面の表面がツルツルか、マットタイプか?ということですね。

目に優しいのはノングレア液晶。

グレア液晶はディスプレイ表面がツルツル・テカテカしているもので、画像がキレイに写りますが、表面が鏡みたいになっているので、照明の反射や映り込みがあるので、目が疲れやすいです。キズも付きやすいです。自分の顔やらも写り込んでしまうし、個人的には集中できません。

反対にノングレア液晶は、映り込みが少なく目に優しいタイプ。グレアよりも白っぽく映るとか、地味っぽい色になりがちではありますが、長く使うものですから、やはり目に優しい方が良いかなと。映り込みがないから、画面に集中出来るという利点もあります。

「4k対応」のディスプレイであること

普通のディスプレイよりも4k(ヨンケー)対応のものの方が目には優しくなります。

4k対応は「むちゃくちゃ細かい映像が出せるよ!」という機能のことです。フルハイビジョンの4倍の細かさで画像を表示します。

画像の細かさは専門用語で「解像度」と言います。ディスプレイの横×縦にどれだけ粒を表現できるか?という数字で表します。

モザイクってあるじゃないですか?モザイクは解像度=映像の細かさを極端に荒くすることで、何がなんだか分からなくする技術です。

ちなみに、解像度の高い順に聞いたことのあるものを並べるとこんな感じ。

  • 4K=3840×2160
  • フルHD(フルハイビジョン)=1920×1080
  • HD(ハイビジョン)=1280×720

ちなみに4k対応のディスプレイで、4kの動画や画像を見ると、「おおおお!」と言ってしまうほどキレイです。ディスプレイという箱の中に実物があるみたいに感じます。

とはいえ、4k品質で見れるコンテンツは2019年現在、まだそれほど多くありません。

逆に言うと「4kディスプレイがあれば、世の中のコンテンツ全部がむちゃくちゃキレイに見れる!」なんてことは無いということです。

とはいえ、4k対応のディスプレイは高くなる傾向になりますし、コスパ優先であればフルハイビジョンのディスプレイでも全然OKだと思います。

「高さ調節」・「チルト機能」が付いていること

作業がしやすいディスプレイの高さ・角度があります。

極端に見上げる/見下ろすような高さや角度にあると、目も、首も、肩も疲れがちです。目線からちょっと低い高さにあると長時間の作業もへっちゃらになります。

▼悪い姿勢と良い姿勢の例

カンタンにディスプレイ側で調節するために、高さ調節機能やチルト機能=画面の傾きを調節する機能は必要です。

意外と見落としがちなところなので、しっかりと確認するようにしましょう。

映像のキレイさは気にしない

以上のことさえ気をつけていれば、「映らねーじゃねーか!」「デカすぎて疲れるじゃねーか!」という大失敗は避けられるはずです。

機種別の映像のキレイさについては、一般人のボクらからすると、ほとんど違いが分からないはずです。4kの液晶ディスプレイなんて、プロの目じゃないと分からないレベルまで行ってしまったように思います。

気になり始めるといつまでも決められないので、映像のキレイさは特に気にしないようにしましょう。

試しにどこか近くの電気屋さんに行って、見てください。全部「キレイだ」としか思えないはずです(笑)

液晶ディスプレイを選ぶその他の注意点

以上、ここまでは「目に優しい」液晶ディスプレイを選ぶ注意点をお話してきました。

続いて初心者の人が液晶ディスプレイを選ぶときに、他に気になりそうな注意点を紹介します。

コネクタはHDMIがあれば安心

コネクタ・・・つまりケーブルの差込口のことですね。

▼コネクタの種類別見た目の図。代表的なものだけ囲ってみました。

いまどきのディスプレイには、同時に複数の機械を繋げられるように、沢山のコネクタが付いています。

VGAやら、USBやら・・・色々合ってよくわからん!ですよね。

普通はHDMIがあれば安心です。パソコンやゲーム機にいたるまで、2019年時点で出回っているもののほとんどにHDMIが付いていますからね。

普通のディスプレイにはHDMI端子が2つくらい付いてますが、パソコンもPS4もSwitchもアレもコレもつなぎたい!という人には足りませんよね。いちいち繋ぎ変えが必要になるのでメンドクサイです。

そういう人はHDMI切替器を買えば、ボタンやリモコンワンタッチで切り替えが出来ます。

▼ボクが使ってるHDMI切替器。リモコンも付いていて使いやすいですが、切り替えに5秒くらい時間がかかります。。。

▼ちょっと古い機械をつなぐのであれば、VGA。会社でしか見なくなりましたが、まだまだ使われているようです。

最近ホットになってきてるコネクタはUSB-Cです。穴が楕円っぽいやつですね。

▼USB-Cはこんなケーブルです。

denvit / Pixabay

USB-Cは一本で画像表示もできるし、なんと充電もできちゃうんです。

例えばUSB-C標準装備のMacbookをつなげれば、ディスプレイからのケーブル一本で済むので、ケーブルがスッキリ!

穴が四角っぽい、よく見るタイプの穴はUSB-Aです。こちらもまだまだ使うことは多いですね。

▼こんなケーブルでつなぐやつがUSB-Aです。

機種によっては、ディスプレイにキーボードやマウスなどを繋いで、接続する複数のPCで共有する、なんてこともできちゃいます。

つなげたいものが色々出てくると、混乱してしまいます。

簡単でいいから紙につなげたいものとケーブル種類を書いておくと、液晶ディスプレイを選ぶときや買ったあと配線するとき便利ですよ。

▼接続図。あふれる手作り感。
液晶ディスプレイ配線図

音を出す物は別途用意しよう

スピーカー付きの液晶ディスプレイは多いんですが、音質に関してあまり良いものが見つからなかったので、こだわるなら音を出す物は別に用意したほうが良いです。

ボクの場合、外部スピーカーとヘッドフォンを用意しています。

▼スピーカーは1,500円以下と安くて音質も良い、以下がオススメ。もう5年以上使ってます。

ロジクール
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無線のヘッドフォンは切り替えがめんどくさいので、有線のヘッドフォンがコスパ的にもオススメ。

▼ヘッドフォンとしては、BOSEのこの機種を3年以上使っています。

Bose SoundTrue around-ear headphones II – Apple devices ヘッドホン ネイビーブルー
BOSE(ボーズ)

レビュー記事はこちら。

【レビュー】BOSEの高級ヘッドフォン「SoundTrue around-ear headphones II」を買ったよ!前の安いヘッドフォンと比較しました。

2015年11月15日

ピボット機能

ピボット機能は、普段横長のディスプレイを、回転させて縦長の表示が出来る機能です。

縦に長いページを読んだり、プログラムやソースを表示する必要のある人には非常に便利。

長文の記事執筆など、ブロガーのボクとしては非常に欲しかった機能です。

一般の人でもピボット機能があると何かと便利。情報量の多いWebページを読むのに便利だったり、縦長のワードやエクセルの編集も楽になります。

27インチのオススメ液晶ディスプレイ

ここまで液晶ディスプレイを探すポイントについてお話してきましたが、「もうどうでもいいから、何がいいのか教えてくれ!」というあなたのために、以下の内容を満たす機種を探しておきました。

  • 27インチ
  • IPS液晶
  • ノングレア加工
  • HDMI×2以上、USB-C付き
  • 4k
  • 高さ調節・チルト機能付き
  • ピボット機能付き
  • 購入者の評判が良い

EIZO製 EV2785-BK:圧倒的な品質と信頼感

まずは創業50年にもなる国産の老舗ディスプレイメーカー、EIZOの27インチ4kディスプレイです。

国産であること、そしてなにより5年間保証、というのが安心感ありますね。修理費用、引取料に加えて、なんと修理中の貸出機までも無料ですよ!

まぁ・・・10万円以上しますけどね

でもディスプレイに詳しいSE仲間に聞いても、EIZOはダントツに評判良いんです。

プロも選ぶEIZO。ということで高くてもいいから、とにかく納得できる良いものを!という方にオススメの一品です。

LG製 27UK850-W:コスパ重視

ボクが実際に買ったのはこちら。韓国の大企業、LGエレクトロニクスの27インチ4kディスプレイです。

選んだ第一の理由は、4kで同じような仕様を持つディスプレイと比べると数万円安いから。

韓国製ということで気になる人は気になると思いますが、最近LG製はネット上の評判も上々だし、だいぶ良くなってきているようです。ちゃんと3年間の保証もついてます。

▼詳しいレビュー書きました

【LG 27UK850-Wレビュー】安い・拡張性・機能性を満足する27インチ4k液晶ディスプレイ

2019年4月28日

LGには同じ27インチサイズの液晶ディスプレイがいくつかあるんですけど、2019年4月現在はこれが1番コストパフォーマンスが高いです。特にこだわりがないようであれば、このモデルが1番良いでしょう。

▼箱の中には、個体ごとに製品チェックを行った結果が入ってます。

まとめ

ということで、「目に優しい液晶ディスプレイの選び方」でした。

もう一度ポイントをまとめます。

結論
・サイズは23〜27インチがベスト
・IPS液晶/ノングレア加工がおすすめ
・4k対応であること
・高さ調節・チルト機能が付いてる

この記事を参考に後悔の無い選択が出来るよう、お祈りしています!

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ABOUTこの記事をかいた人

移住した30代のサラリーマンブロガー。SE/投資家/ドラマー/つけ麺好きです。毎日の気付き/投資/IT情報/お金・時間的に得する情報をお届けします。 ブログは毎月5万人くらい来ます。田舎住まいだけど虫が弱点。あとレバーが食べられない。