クレジットカードで許されるのは一括払いのみ!分割払いもリボ払いもダメな理由。




こんにちは。ゆうげん(@1funkiduki)です!

クレジットカード使うとき、「何回払いにしますか?」って聞かれますね。いわゆる分割払い。これと似たような言葉で「リボ払い」というのもあります。

世の中には、リボ払い専用のクレジットカードなんてものもありますが、ボクは必ず一括払いです。

とにかく一括払いで払います。パソコンでも一括。GUの洋服も一括。飲み会の幹事として支払うお金も、一括。100万以上した車のお金も、一括支払いです。

なぜって?いやいや・・・一括払いしかありえないでしょ。逆に分割払いとかリボ払いする理由が分かりません。

「一括でお金無くなるのは、なんとなく嫌だ」とか曖昧な理由で分割払いやリボ払いを使っているなら、絶対に一括払いすべきです!

なぜ、一括払いしかありえないのか?「分割払い、リボ払いがダメすぎるからです」。

というわけで、今回は「分割払い」「リボ払い」がダメな理由です。

分割払いがダメな理由

まず、分割払いって何だっけ?ていう話から。

分割払いは高価な買い物でも、何回かに分割して、毎月コツコツ支払うことで返すシステムです。最初に「この買い物、全部で24回で支払います!」と決めていくのがミソです。

通販でもおなじみですね。24回払い・・・なんてよく聞く言葉です。2年間かけて分けて支払う、ということですね。

じゃあ例えば、10万円のものを買ったとして、それを24回払いしたとすると、月々いくら払うことになるんでしょうか?

10万円÷24=4,167円・・・でしょうか?

そんなはずありませんね。そう分割にすると、お金持ちがみんな大好きな、金利が付いてしまうんですよ。

金利が高い(12~15%)

この分割払い、一般的に支払回数が多いほど=払いおえるまでの年月が長いほど、金利手数料(実質年率)も高くなります。

▼例えばこんな風に。

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引用:「三井住友カード 分割払い」より

3回払いなら12%、24回払いなら14.75%です。。。

とはいえ、他の会社に比べて、これはましな方です。24回払いで15%という会社もありました。

じゃあ、実質年率を使って、実際にかかるお金を計算してみましょう。もし、実質年率をホントに計算するなら、なんだかやたら難しくなりますが。。。

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大丈夫。こんな計算はしなくても、一般社団法人日本クレジット協会のホームぺージで、分割払いのシミュレーションが出来ますからね!

例えば3回払い。10万円のものを買うときに、実質年率を12%とすると、3か月での支払総額は102,006円です。

言い換えると、「2,006円余分に払うから、全部支払うのを3か月待ってね」ってことですね。

▼計算結果はこちら。

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ここでみなさん、こう思ったかもしれません。

「たった2,006円で、3か月待ってもらえるなら良いんじゃない?」と。。。確かに、10万円に対して2,006円では、良いのかも知れませんね。安い気がします。なんとなく。

それでは、この10万円を24分割にした場合はどうでしょう??

24回払いだと、実質年率は15%くらいかかります。支払総額は116,352円と跳ね上がりました。先ほどの考えで言うと、「10万円の支払いを2年間待ってもらうために、余分に16,352円払う」ことになります。

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どうですか?「貴方は支払を2年間待ってもらうためだけに、16,352円も払うんですか?」ということです。

10万円を貯金してたとしても今の預金金利は0.001%くらいですから、2年貯金しても2円ですよ。それと比べたら、とんでもなく金取られてる!?と思いません?

とはいえ、分割払いは悪い事ばかりではありません。2回払いなら金利手数料無料というところが多いですし、最近では24回無料というものも出て来てます。

アップルも特別金利24回無料、というキャンペーンを打ち出してます。iPad Proなんか、アップルペンシルなんかも揃えたら余裕で10万円超えちゃいますから、金利手数料無料・・・ってのは魅力的ですよねぇ。

こういうキャンペーンを使って金利手数料が無料なら、支払いを先延ばしできる、という意味で分割払いはお得な制度と言えます。

ホントに怖いのは、次にお話するリボ払いなんです。。。

リボ払いがダメな理由

リボ払いは正式にはリボルビング払い、と呼びます。

「リボルビング」の原型動詞 “revolve” は「回転する」意味があるため(回転式拳銃をリボルバーともいう)

wikipedia

つまり回転払い、ということになります。「何が回転なんだろう?」と思った方は、この後を読めば分かると思います(笑)

リボ払いとは?

まず、リボ払いってなんでしょうか?

たとえば10万円を借りたとしても、月々5,000円の返済でOK!というやつです。

追加で5万円借りたとしても、月々の支払額は同じ。借入額20万円以上から支払額1万円にアップ、という方式です。

「毎月の出費を低く抑えられるから、無理なく計画的にご利用出来ます♪」とか言われています。そうかなぁ、と思いますが

アホいうな、と。

リボ払いは一見、借金をしてでも物を買いたい人の心に寄り添った、優しいシステムのように思えますが、これは人間の心理を元に、非常に巧妙に考えられて作られた、「借金奴隷自動育成システム」です。

順を追って説明します。

ゴールが見えづらい

分割払いは明確に「支払はこれで終わり!」というのが決められていました。24回で完済!というゴールから逆算して、月々の支払金額が決められていたんですよ。なので、いつまでに終わるのか、非常に明確です。

ですがリボ払いは違います。「これくらいなら支払える♪」というところから、始まるんです。月々の支払額、という近いところは見えるけど、「その支払いペースで、結局いつまで支払わなきゃいけないのか?トータルいくら支払うことになるのか?」といったゴールが非常に分かりづらくなってます。

▼まだ支払い終わらねぇ。。。
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月々の支払いが楽だから・・・リボ払いを安易に選んでしまう人も多いと思います。その前に、総支払額、支払い期間を十分検討したほうが良いです。

返済期限が長い

月々の返済金額が低く抑えられる、ということは、完済(完全に返済し終える)までの時間が長い、ということです。

月々の支払いが5,000円とか1万円とか・・・「我慢できなくはない、微妙な痛み」が数年間続きます。

そうすると非常に恐ろしいことが起こります。。。

毎月の支払いがあることに、「慣れる」んですよ。毎月の明細に5,000円の支払いがあるのは当たり前で、それでなんとか生活できてるから、しばらくすると「自分は借金してない」かのように思ってしまいます。

慣れってホント怖いんですよね。自分も借金していたときがありましたから良く分かります。「借金があるのは当たり前」「毎月資産残高が減っていくのは当たり前」・・・こうなってしまうと、抜け出すのはとても難しいです。

さらに少しくらい借金を追加しても、月々の支払額は変わりません。ただ、返済期間が静かに、延びるだけです。こうしていつまでもいつまでも・・・高い利息を支払ってくれる優良借金奴隷の出来上がり、です。まさに回転払いです。

▼彼のように、延々と支払い続ける。

金利手数料が高い(15~18%)

このように恐ろしい仕組みのリボ払いですが、さらに恐ろしいことに、リボ払いの金利手数料は、分割払いより高くなっています。

分割払いよりも3%近く高い、15~18%です。

加えて、先ほどお話したように、分割払いに比べて返済期間も長いので、トータルの支払いは高くなります。やべぇ!!

支払い残高に対して金利手数料がかかる

分割払いは買った商品に対して金利手数料がかかりますが、リボ払いは、支払い残高に対してかかります。なんのことか分かりませんね。

例えば10万円の製品Aを買った後、欲張りなアナタはさらに欲しいものが出来ちゃったので5万円の製品Bを買っちゃった♪というケースを考えてみましょう。

分割払いなら、製品Aと製品Bにかかる金利手数料は別です。もし、製品Bを一括払いで買ったなら、製品Aの金利手数料だけ払えば良いんです。

でもリボ払いにした瞬間、製品Aと製品Bの値段合わせた、支払い残高15万円に対して金利手数料が計算されます。それを毎月5000円とかでチョボチョボ返すことになります。結局、支払いがいつまでも終わらないことになります。

リボ払いしてる貴方が今すぐすべきこと

こんな危ないリボ払い・・・

「やべぇ!!俺今リボ払いしてるわ!!」

こんな人はどうしたらよいのでしょうか?

実はこのリボ払い、分割払いと違って、繰り上げ返済が可能なんです。リボ払いするような人が、進んで繰り上げ返済するはずがねぇ・・・っていう魂胆なのかもしれませんが。

お金が少しでも余ったなら、下手な投資に使うよりは、繰り上げ返済すべきです。支払わなくて良い実質金利が減る分、よっぽど確実ですよ。

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移住した30代のサラリーマンブロガー。SE/投資家/ドラマー/つけ麺好きです。毎日の気付き/投資/IT情報/お金・時間的に得する情報をお届けします。 ブログは毎月5万人くらい来ます。田舎住まいだけど虫が弱点。あとレバーが食べられない。