全国的にも有名な柏高校吹奏楽学部を、知ってますか?
単なる演奏だけでなく、踊りやパフォーマンスを生徒達自身が考えて行う、部員数200名のスッゴイ部活です。
▼柏高校吹奏楽学部の演奏動画はコチラ。
顧問の先生のコダワリ・指導方法がハンパなく厳しいのですが、聞いていてとても印象に残った場面がありました。不確かなところがありますが、再現してみますね。
先生の激怒
場面は練習前、全部員が集合しているところ。
突然先生が怒鳴ります。 「あそこで弁当食べた奴、誰だ!?」シーン。
どうやら、その場所に、弁当箱に入っていた爪楊枝が落ちていたから、らしいのです。
なぜ、こんなに先生は怒っているのか? 「いいか!?つまようじ一本でも、こういう小さいことが、全てを壊すんだぞ!」
小さいことから全てが壊れる
チームワーク、パフォーマンス、楽器それぞれの音の正確さなど、あらゆる面で緻密さが求められるトップレベルの吹奏楽部には、一つでも妥協が生まれても妥協の連鎖が生まれてしまい、その高いレベルを保てません。
なんでもそうですよね。会社でも、仕事でも、人間関係でも・・・ 少しでも怠けてしまえば、それが連鎖して、どんどん怠け者になってしまいます。
そうなってしまったとき、それを変えるにはどうしたら良いか? やはり一番は小さなことから変えていく、ことなんでしょう。
まさに「美は細部に宿る」ってやつです。
米兵が最初に叩き込まれる「小さなこと」とは?
世界有数の厳しさを誇る、アメリカの軍隊に入隊した兵士が、始めに叩き込まれることって何か知ってますか?
銃の扱い方? 走り方でしょうか? それとも体術でしょうか?
どれも違います。
一番最初に習うのは、なんと「ベッドメイキング」です。 朝起きてすぐやることもベッドメイキング。
まるでホテルのルームキーパーがしたようにシワ一つなく、キッチリ出来るようになるまで何度もやり直しさせられます。
一日の最初に「小さなこと」を完璧にこなす。。。それが日常的に生死に接する兵士にとって、一日をキッチリこなすためのルーティンなんですね。
無気力で自信も無く、何もしたくない人への治療として有効なのは、「靴をしっかり揃えること」だそうです。そんな小さなことでも「キッチリ、完璧に」行うことで、徐々に行動できるようになるそうです。
さてさて。あなたの小さなことって何でしょうか?まずはそこをキッチリこなすと、生活全体も変わるかもしれませんよ!!
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