コンビニ、ホテル、家電量販店・・・色んなところで色んなポイントがありますよね。
買った製品やサービスの代金数%を、ポイントとしてもらえる制度です。この制度、家電量販店「ヨドバシカメラ」が発明して、一気に広まりました。
こういうところでは、店員に買い物したときに聞かれます。
「ポイント貯めますか?使いますか?」
です。
聞かれないこともあります。言いずらいかもしれませんが、「ポイント、全部使います!」と言いましょう。絶対!!絶対です!!!そっちの方が絶対に得ですから。
今日はその理由をお話ししていきたいと思います!
ワープ出来る もくじ
ポイントは貯めずに使うべき理由
貯めていても、増えない
まず第一の理由。銀行みたいに、預けておけば貯まっていくのであれば、貯めて置くメリットがあるでしょう。でも、ポイントは増えません。
物を買った時にだけ、増えるんです。時間が経つと増えるどころか、無くなっちゃうポイントもありますよね?あぁ怖い。。。
ということで、貯めておくメリットは無いんです。貯めておくより出来る限り使った方が良いこと、理解頂けますでしょうか??
貯めていたら、余計なものを買ってしまう恐れがある
貯めておいて増えないのも一つの理由ですが、もっと大きな理由があります。余計なものを買ってしまう可能性が高くなるんですよ。
この例として、ボクの知り合いで「ポイント貯める派」がいました。彼は某大手家電量販店のポイントを大事そうに貯めていたんです。
「ポイントいっぱい貯めて、パソコン買うんだ!」と。
本人的には、ワクワクして楽しいかもしれませんが、ボクは思いました。
(え。。。アホやん!?)
と。。。東北出身のボクが、関西弁で突っ込んでしまう程にバカバカしい考えです。
このような考えだと、「ポイントを貯める」ために、大して要らないものを買っててしまうでしょう。
実際、先ほどの彼も「今日はポイント3倍デーだから!」と余計な電化製品を買ってました。マウスとか、CD-ROMとか。。。最初っからパソコン買えば良いのに。。。
こんな感じだと、結局「お金を浪費」しちゃうことになりますよね。
ポイント制度は企業にとって、メチャ得な制度
それにしても、なんでこんなにポイント制度導入する企業が増えちゃったんでしょうか?単純に値引きしてくれればいいのに・・・。
ポイント制度を導入すると、そのポイントを管理するITシステムやら、従業員に教育しないといけません。結構な投資が必要です。ってことは、そんな手間をかける価値があるんですよ。
今度は見方を変えて、物やサービスを提供する、企業側から見たポイント制度を考えてみます。
ポイント制度は「貯められる」、というところが重要なポイントです。あくまで自動で何パーセント引かれるような値引き制度ではないんです。そこがミソです。
損失の繰り延べが出来る
「使われると商品が割引されてしまう」ポイントは、企業にとって「損失」です。
ボクら個人と同じように、企業も「お金を貰うのは早い方が良いし、お金を支払う(=損をする)のは、出来るだけ未来に延ばしたい」んです。ポイント制度はまさにこのニーズにピッタリ。
単純な値引きだと、商品が売れた段階で損になっちゃいますが、ポイントだと上で話したように「貯めたい人」が出てくるので、その分損をするのを先延ばしにできます。
損失を「帳消し」に出来ちゃう
加えて今の世の中、たくさんの種類のポイントがあるので、最悪「そのポイントがあったことを忘れてしまう」ことだってあります。
その場合、企業側としては損失を先延ばしどころか、「帳消し」に出来ちゃうんです!なんてすばらしいんでしょう!!
顧客の囲い込みになる
客のボクらからすると、「ポイント」という何か良いものを貰ったように思ってしまいます。実際にはお金的に何も得してないのに・・・
ということで「あのお店ではポイントが付くから、あのお店で買う」・・・こう思う人も多いんじゃないでしょうか。
このように、ポイントが付くお店に通うことになります。
固定客も出来やすくなって、まさに企業側としては3重にもお得な制度なんです!!
まとめ
ということで、今日はポイント制度についての話でした。
色々
やることは簡単。次からは
「ポイント全部使います!」と言うだけ。
数十円分でも、あるものはガンガン使ったらいいんです。そうすれば結果として余計なものも買わなくてすむし、お金も貯まっていくはずですからね。
何かの気付きになれば幸いです。
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