4月も終わり、あっという間にゴールデンウィークですね。
温かくなって、早くも冷やし中華を出すお店も出てきました。
ボクの生まれ育った福島県の海沿い地方(浜通り)でも、冷やし中華は夏の定番メニュー。暑い中で冷たい冷やし中華!食欲も戻ってきますよね。
しかし、一つだけ違うことがありました。この福島県浜通りは、「冷やし中華」に皆さんもよくご存じの「アレ」が入るのが定番なのです。。。
他の県出身の人に話すと「え~?マジで?そんなの美味しいの?」と驚かれます。
正直に言いましょう。
「アレが無い冷やし中華は、もはや冷やし中華では無い!」と。
ということで、本日は新しい冷やし中華の食べ方をご提案。「アレをかけた冷やし中華」です。
▼アレをかけた冷やし中華(イメージ)
冷やし中華にはマヨネーズです
ずばり、「アレ」とは、「マヨネーズ」です。
冷やし中華にかけます。中華ダレがかかっている冷やし中華限定です。ゴマダレ、とかそういう冷やし中華ではありません。
▼こんな感じで。よく混ぜて食べます。
マヨネーズをかけることで、コクと旨味が追加され、とても美味しくなるんです。皆さんもぜひ、この夏は「マヨネーズ冷やし中華」をお試しあれ!
コンビニの冷やし中華にもマヨネーズが付いている
「おいおい。そんなのお前の家だけのローカルルールだろ?」と思われた皆さん。
そんなことないんですよ!
福島県海沿い(浜通り)のコンビニで冷やし中華を買うと、通常の中華タレの他にマヨネーズも普通についてきます。セブンイレブンでもそうです!
▼こんな感じで。しっかりとマヨネーズが入っていますでしょ!?
どれだけこの「冷やし中華にマヨネーズ文化」が根付いているか、お分かりでしょう!
冷やし中華で悩んだ大学生時代
こんなに根付いている文化ですから、他所の土地に行ったときはかなり衝撃を受けました。
ボクが大学生として宮城県に行ったときです。同じ出身の友達から「他の地方では冷やし中華って普通、マヨネーズかけないらしいぜ・・・」という情報を耳にしたとき愕然としました。
「そ・・・そんな馬鹿な!?マヨネーズが無い冷やし中華を食べるなんて!?」
と急いで大学の他の友達に聞いてみましたが、答えは冷たいものでした。
「冷やし中華にマヨネーズぅぅ?そんなの美味いはずねーだろ」
「あははは!冷やし中華にマヨネーズなんて正気かい?福島県の人は頭がおかしいんじゃないのかい?」
おかげで大学デビューも失敗し、引きこもり街道まっしぐら(嘘です)
学食で出てくる、季節限定冷やし中華も、「ノーマヨネーズ」。
「なんてこった。。。マヨネーズを入れた冷やし中華の美味しさを、誰も信じてくれない・・・」故郷を馬鹿にされたみたいで悔しくて、夜な夜な枕を濡らしました。。。
まさか日本国内なのにカルチャーショックを受けるとは、予想だにしていませんでした。今振り返ると、それも良い青春の一ページですね!
ただ、ボクの主張を信じてくれて、マヨネーズ冷やし中華を試してくれた、勇気ある友達もいました。
「うん。たしかに冷やし中華にマヨネーズ、美味かったよ。」と言ってくれました。手を取り合って喜びあいました。ああいうのを真の友達っていうんですね。たぶん。
冷やし中華にマヨネーズをかける地方
ところで、冷やし中華にマヨネーズの習慣は、福島県の一部だけなのでしょうか?
ボクが小さいころ、この素晴らしい風習は、福島県いわき市発祥で福島県にしかないものだ、と聞かされていました。
現在調べると、名古屋が発祥だ、という説もあります。名古屋の人もマヨネーズ冷やし中華なんですね。とても好感が持てます。味噌カツ、うまいですよね。
福島と名古屋・・・方言も違う、文化も違う、遠く離れた地方なのに、「冷やし中華にマヨネーズ」という一点では繋がっている。。。
なんか、素敵ですよね。
まとめ
どうですか?「冷やし中華にマヨネーズ」。
今回の記事では、意識して繰り返してました。ここまで読んだあなたの潜在意識に、刷り込めるようにね。。。フフフ・・・
▼どうすか?どうすか?
今年、冷やし中華を食べるとき、あなたはマヨネーズをかけたくなるでしょう。。。
その時はぜひ、感想を教えてください!
都内から福島県いわき市まで行くには、コスト的にも時間的にも特急ひたちがオススメ。
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