いまの仕事場を見ていると、まざまざと思いしらされます。
「自分しか出来ないことがあると、楽だ」
ということです。
ワープ出来る もくじ
「自分しか出来ないもの」がある人が楽な理由
様々な雑用的な業務、時間を取られる単純作業など、やることは色々あります。誰でも出来る仕事も。
そんななかに、誰でも出来ない仕事があります。設計的な仕事や、コミュニケーションスキルが必要な仕事や専門的な仕事です。
誰でも出来ない、そのような仕事には、出来る人が優先的に割り当てられます。その他の仕事は、その他の人が行うことになります。
幸運なことに、今の現場ではボクはそういう仕事が出来ます。僕しか扱えない重要機器があるので、休みも取れるし、スケジュールも組みやすいんです。
「自分しか出来ないもの」ってどういうこと?
簡単に「誰にもできないこと」って言われてもイメージわかないですよね。
誰にもできないことなら何でも良い、というわけではありません。あくまで「自分の所属する組織や会社の中で、役に立つけど誰も出来ないもの」、という意味です。
例えばボクが前所属していた、コンサル部門では、ITネットワークに関する知識を持った方があまりいませんでした。所属しているコンサルタントは基本、年配の方ばかりで他の専門畑を歩んできた方ばかりだったからです。
「誰でも出来る仕事」は大変。
逆に、誰でも出来る仕事は大変。
単純作業だけど量だけはあるから、疲労は重なります。で、誰でも出来るから特別視もされません。頑張ったのに報われない仕事、とも言えるでしょう。
内職もそうですね。誰でも出来る単純作業を、飽きれるほど大量に、しかも単価低くやらされてしまいます。
ちょうど「最強伝説 黒沢」の1コマを思い出します。主人公の「黒沢」がやっているのは工事現場の誘導・・・という誰にでも出来る仕事ですが、車に引かれる事故も多い危険な仕事です。 なのに時給は低い。ひどい扱いをされてしまいます。。。
最強伝説 黒沢第二巻より↓
希少価値は正義
恐縮ですが、嫁はすでに2回転職をしています。引っ越すたびに転職してます。
パートではなく、正社員、臨時社員など正規の雇用に近い形態での転職です。
僕から見ると、「あまり苦労しないで、スルッと転職してる」イメージです。
なぜかというと、福祉系の資格を持っていて、その仕事をしているからです。
目立ったものが無い人はどうしたらいい?
そんなのねぇよ。。。と思う人は、発想を変えてみましょう。「今の所属では当たり前だけど、当たり前じゃない、ところはどこだろう?」と。
当たり前と思っていても、どこかでその知識やスキルを欲しがっているところがあるんです。思い切ってそこに移動してみてはいかがでしょうか?
以前の記事↓で異動をお勧めしていますが、そういう意図もあります。
貴方のいる、その場所・その社会で、誰にもできないことを見つけましょう。
記事で紹介した書籍です。↓
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