小学生向けブラック通信教育バイトから学んだ、楽しく人と会話するための秘訣




大学生の頃、変なバイトをしていました。


簡単に言うと、赤ペン先生の電話版です。小学1~3年の子供に電話して、楽しく勉強をしようね!というバイトでした。


子供に電話して、挨拶して、プリントの答え合わせをして、全部100点にして、おまけにフリートークで楽しませて、電話を切る。これを一人当たり5分でやる。つまり1時間で12人の指導がノルマでした。マジきっつい。基本サービス残業で、休憩も無し。かなりブラックでした。

ただ、これは人生でかなり為になりました。何百人という子供と、電話という音声だけの情報でやり取りするわけですから。かなりコミュニケーション能力が付きます。

今日はその中で学んだ、一番大切なお話をします。楽しく人と会話するための極意です。

楽しく人と会話する秘訣

ずばり、会話して人を楽しませるためには、自分がまず楽しまないといけません。時系列でご説明します。

秘訣体得ビフォー

バイト始めたころは、形ばっかりの台本を渡されて読むんですが、これがどうもぎこちない。

当時の僕は人見知りだし、工学部だし、ゲーム好きでオタクで暗い21歳でした。

そんな僕が「○○くん、良くできたね~~!も~花マルマルぅ~~!!」とか言わされるんです。それもあのNHKのお兄さん的なテンションで、ですよ。

死にたくなりました。

そんな時、やっぱり子供は鋭いです。つまらないときは「つまんなぁ~い」 分からないときは「分からなぁ~い」 やりたくないときは「全然やりたくない」。。。と容赦ないフィードバックをくれます。

全然ノルマもこなせず、楽しくもなく、かなり落ち込む毎日。

 

正直無理だ、と思いました。社員さんから「給料泥棒」とさえ言われました。

denwa

 

頑張る理由がありました

が、頑張りました。なぜか?

バイトは総勢50人。その中で、男は僕だけだったんです。女性はこういうの得意ですよね。。。

周りは専門学生、短大、女子大の女子オンパレード。大学では学部の同級生の9割超が男という絶望的な環境に居た僕にとって、そのバイトはまさに「地獄で見た蜘蛛の糸」でした。

だから何とか生き残りたい、と頑張りました。

秘訣を体得した

頑張り始めると、何回か楽しい指導が出来るようになりました。

分析すると、それは自分が心から笑えたときだったんです。

なので、台本には頼らず、自分も楽しめるように工夫していきました。

女性の先生では出来ないキャラ作りも出来てきました。

秘訣体得アフター

すると、なんということでしょう。子供と一緒に楽しく勉強できるようになったんです。

わざわざ指名して、僕と勉強がしたい、と言ってくれる子供も出てきました。

一人5分のノルマもこなせるようになり、調子の良い時だと1時間で14人以上こなせるようにもなりました。

 

結局そのバイトは2年くらい続き、女性の友人もできました。実は、そのうちの一人が今の嫁なのです。

・・・ということで、楽しく人と会話するための秘訣は「まず自分が楽しくなる」です。

誰かのご機嫌ばかり取っていても、自分がつまらないと長く続けられません。相手にもバレテしまいます。誰だって自分といて、楽しんでもらえる人といたがりますもんね。

人付き合いが苦手という方は、概して人に気を使いすぎです。いっぺん自分の楽しさに集中してみてはどうでしょうか?その方が上手くいきますよ。たまには本音も毒も吐いて、楽しくなればいいですよ。

▼後日、始めたときに見ていたマニュアルも出てきました。ちょっと面白い。
小学生向けブラック通信教育バイトのマニュアルがちょっと面白かった件

▼このバイトから、他に得た事をまとめました↓
【人見知り必見】初対面の人とも楽しく会話するための手順をまとめたよ。
子供に勉強教える秘訣。8000人の子供に勉強を教えた僕が語ります。

気に入ったらシェアお願いします↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

移住した30代のサラリーマンブロガー。SE/投資家/ドラマー/つけ麺好きです。毎日の気付き/投資/IT情報/お金・時間的に得する情報をお届けします。 ブログは毎月5万人くらい来ます。田舎住まいだけど虫が弱点。あとレバーが食べられない。