英語を学ぶなら、近場の英会話教室よりも、英語を使う国で勉強した方が20倍早いです。シンガポールに来て分かりました。
なぜ20倍か?
2015年10月現在で、僕が使える外国語は英語と中国語です。
英語は日本で15歳から勉強していますから、約20年勉強していることになります。ただ海外で住んだことはありません。
それに対して、中国語は1年です。全く知らない状況で出張して、現地で勉強しました。
参考↓
なぜやらないの?日本人だからこそ中国語をやるべき3つの理由 : 1分気付き見える化ブログ |
つまり、日本での勉強20年と、現地での勉強1年という差になります。
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先週からシンガポールに出張で来ました。
この国は英語・中国語どちらも使えますが、なんと、英語よりも中国語の方が出てきやすいことに気づきました。これには我ながらビックリしましたね。。。
中華系の人と英語で話していると、中国語が口をついて出てきてしまうんです。
20年間の勉強っていったい・・・
生きていくためだから、上達が早い
じゃあ、なんでそんな差が出来るんでしょうか?生活に必要だったからです。中国人は基本、英語話せません。タクシーの運ちゃん、レストランなどまず、中国語じゃないと伝わらないんです。注文も出来ません。
そのため、一番最初に覚えた中国語は、「これ」(这个)という言葉でした。レストランでメニューに指さして言えば、注文できるからです。そんなところから、タクシーで止めるため、「ここ」とかそういうところから、語彙を増やしていきました。
現地で勉強すると、色々と感情が動きます。例えば、
・話すときはめちゃめちゃ緊張します。ドキドキします。
・話して現地の人に通じたら、「通じた!」とめちゃ嬉しいです。
・話して通じなかったら、「なんで通じなかったんだろう?」と凹みます。
という風に。
このように感情の動いたときの勉強は、脳に記憶として残りやすいんです。
一方、日本での勉強では、こんな感情の動きはめったに起きません。痛みも凹みも無ければ、通じた喜びも感じることはないです。
ということで、本気で考えるなら、絶対、語学は現地で勉強した方が早いんです。
勉強してるつもりを味わいたいだけなら、英会話教室でも良いですけどね。
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