幸せか不幸せ、どっちが良い?って言ったら、100%の方が「幸せ」が良いって答えます。明らかです。
以前、相談に乗っていた友達は違っていました。「自分は不幸せになる!!(バン!)」って決めているんです。
貴方の周りにも、そんな人いませんか?
こんな女性を紹介されました
その友達は、女性でした。名前をK子さんとしましょう。別の友達に紹介されたんです。
当時、ボクはコーチングやカウンセリングの勉強をしていたので、友達や知り合いの悩み相談をしてあげて喜んでもらったりしてました。その絡みで「相談に乗ってあげて」という紹介でした。
話した結果、K子さんの悩みは大きく以下の3つでした。
- 仕事の話:重労働の割には給料が少ない
- 職場の話:職場の同僚が私に意地悪をする、嫌われてる
- 彼氏の話:結婚したいけど、彼氏に全然その気が無い。
3つの話題について、勉強して実践し効果のあった手法で、彼女の気持ちや考えを変えようとしました。
相談での会話
仕事の話について
職場の話について
彼氏の話について
どんなに焦点を変えようとしても「自分は不幸」という焦点から抜け出せない。。。
絶え間なく続くK子さんの負のオーラを浴びた疲労感とともに、「俺のコーチとしての力量はこんなもんか・・・」と結構落ち込みました。
結局、ボクの努力も空しく、K子さんは仕事を辞めて彼氏とも別れ、実家に帰り、入院してしまいました。それから連絡は取っていません。
「自分は不幸になる」という謎ルール
K子さんはなんでそうなっちゃったんでしょうか?
あれから数年たったボクが、仮説をぶち上げてみます。
彼女の中では、「自分は常に不幸である」というルールがありました。つまり自分は不幸になる!と決断していたようなもんです。すると、どんなことがあっても、「自分は不幸でなくてはいけない」ので、ネガティブな捉え方になります。
特に特技も取り柄も無い(と誤解している)K子さんでも、「不幸でありさえすれば」、他人から同情してもらえます。上辺だけだとしても、注目してもらえます。悲劇のヒロインを演じることで自分の存在意義を感じていたんです。
実際に思い出してみると、自分の不幸(だと思ってる)話をするとき、彼女の顔は「ニヤけていました」。自分の不幸話に、僕が一生懸命考えて話しをするのが嬉しかったのか・・・もうわかりません。
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人間はみんな幸せになりたいと思ってるもんですが、「幸せになる=みんなからチヤホヤされる」、というものだと、チヤホヤされるためには私、不幸でないといけない!という変なことになってしまうんですねぇ~。
周りにもそんな人いませんか?
周りにいたら、全力で逃げてください。こういう人の考えを変えるのは、とても難しいです。あなたにも伝染するかも・・・・しれませんよ。
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