こんにちは。ゆうげん(@1funkiduki)です!
ボクはいわゆる大企業で働いています。振り返れば、昔は「こんな会社辞めてやるっ!!」と上司に叫んだり、異動を繰り返したりしましたが、気づけば同じ会社に勤めて、10年以上になりました。
新入社員から比べると、社内全体のことが分かるようになり、偉い人とのパイプも出来てきた今、「出世出来る人」と「出世出来ない人」の違いがなんとなく分かってきました。
錯覚なんですけど、今日はその違いをまとめてみます。
見て分かるんですが、ここで言う「出世出来る人」って、一般的に言う「優秀なビジネスマン」と、かなり違ってます。
読んでイラつく人もいるかもしれませんけど、ボクの「こうなんじゃないかなっ?」ていう錯覚ですからね。気にしない気にしない。フィクションです。
ってことで、始めましょう。
ワープ出来る もくじ
出世する人は、チャレンジしない
出世できない人は、やったことがないこと、新分野にチャレンジします。
「え?出世できない人?それ出世する方じゃないの?」そう考える方も多いでしょう。
そうですね。確かに、チャレンジすることは大事です。チャレンジした結果、スゴイ業績につながることもありますもんね!
ですがみなさん。よく考えてみてください。今日の話は日本の大企業での話です。
ルール=評価システムが違うんですよ。日本の大企業で通常使われている評価システムは、「加点制」じゃなくて、「減点制」です。
プラスがどれだけ多いか?よりもマイナスが如何に少ないか?が重要なんです。
要は「いかに周囲に波風立てず、問題を起こさないか?」なんですよね。
チャレンジする人は、当然ながら失敗します。その分減点です。減点があると、出世できません。あーあ。
その反対に、出世出来る人は、「何もしないけど何かしてるように見せるのが上手い」です。残業も多くなりがちです。
▼あー今日も残業しちゃったわーマジ疲れたわー
ホントなら、残業ってコストに直結するので、同じくらい量の仕事をするなら残業は少ない方が良いんです。
でも出世候補を評価するおじさん連中は、みんな若いときに残業しまくっていたので、残業している方を「頑張ってるな!」と若い時の自分と重ねて、良く思ってしまうんです。
で、出世の候補に入れちゃうんですよね。ふっしぎー。
出世する人は、一人で何でもできない
出世出来ない人は、マルチタスクだったりします。長年の経験で色々やってきたので、一人で周囲の助けを貰わなくても何とか出来ちゃったりするんです。
一方、出世出来る人は「特に秀でたものがない」。尖ったアイデアを持ってるわけでもないし、スゴイリーダーシップを持っているわけでもない。弁が立つわけでもありません。
出世出来る人は、一人で何でも出来ないので、他の人の力を使わないと出来ません。あ、他の人の力を使って物事をする、という意味では、まさに上司・出世する人ってことですね。人を使うの上手い人ばかりではないですけど。。。
「残業するけど、一人では出来ない」・・・これも偉い人から見ると「頑張ってるけど不器用な奴」と見えて、可愛がられちゃうんですねぇ。
▼ん〜お前は頑張ってるし好きだから、昇格!
出世する人は、上司が好む良いお店を知っている
出世出来る人は、上司が好むような美味しいお店・良いお店を知っていて、顔なじみだったりします。そこに上司を連れて行って、喜ばせている、というわけですね。
「偉くなりたければ、美味しいお店とか良いお店の顔なじみになっておけ」・・・。これは実際、ボクが新入社員の時に役員に聞いた話。嘘みたいなホントの話です。
実際その役員が連れて行ってくれたお店、めっちゃ美味かったな。。。
▼良いお店が貴方の出世をサポートしてくれる
その時は「アハハそんなことないでしょ・・・」と思ってましたが、今は分かります。結局、あなたの昇格を決めるのは上司や偉い人です。
大事なのは、偉い人たちが、貴方をどう思ってるか?なんですよね。
出世する人は、責任を取らない
さらに残酷な事実。出世する人は責任を取りません。
出世する人は、問題が起きたときの回避が上手な人が多いです。
何度も言いますが、大企業での出世競争は、加点制ではなく減点制で行われているからです。
「そんなのダメだ!部下の失敗は、全部自分が背負う!」という男気ある上司になりたいですか?
確かにそういう上司はドラマでよく見るしカッコいいですが、逆にちょっと考えてみてください。
そんな上司の部下になったとしたらどうでしょう?
なんでも責任を取る上司は、昇進しづらくなりますし、そんな人の部下にいる自分も昇進しづらくなってしまいますよね。
場合によっては、上司ともども降格・・・なんてことも考えられます。
周りの人を守るために自分が責任を取らない・・・と考えると、少しカッコよく見える・・・かも?
出世には運や環境は重要
出世するには、運や環境も重要です。
同じような身分・年代の人間がゴロゴロしている部署では、血みどろの戦いが繰り広げられています。いくら優秀でも、先輩がいっぱいいれば昇格チャンスは優先的に先輩に回ってきます。
才能や努力があれば、昇格できるって訳じゃないんですよ。
一方、若い人間が少ない部署では、昇格しやすいです。毎年毎年、昇格する人数枠が割り振られているんですから。
募集要項のホントの意味って・・・
就職活動中、「当社は自分で行動、チャレンジする人間を求めています!」なんてフレーズをよく見かけました。ここまで見てくると、「ほんとかな?」って思います。だって、それって「出世できない人の特徴」ですもん。
もしかして、「当社は自分で行動、チャレンジする人間を求めています!そういう人を集めて働かせたいんです!偉い人は別だけどね!」
ってことでしょうね。。。何事も背景を見るようにしましょう。
まとめ
まとめると、
出世出来る人は
- 「チャレンジせず、平穏無事に過ごして」
- 「残業が多いけど何か特別に出来るわけじゃなくて」
- 「良いお店を知ってて」
- 「いっさい責任は取らないで」
- 「出世しやすい環境にいて」
- 「上司とのコミュニケーションに長けてる人」
ということになります。
一言でいうと、「上司に好かれてる人」ってことですねオッケー!(笑)
▼なので大企業では、こういう管理職が多くなりがち。
ここでボクが言いたいのは、「ムキー!だから大企業はダメだ!消耗してないでさっさと辞めよう!さぁこの転職サイトをクリック!」
・・・ってことじゃなくて、一般的に「大企業はそういうルールなんだよ」ということです。ルールが違うんだから、それを踏まえて生きるとラクだよ。ってこと。
「こんなの嫌だ!実力や実績で勝負すべき!」と思うなら、フルコミッションでも自営業でもやれば良いんです。
自分の環境を何も変えずに、環境の文句を言っててもしょうがないです。じゃ、そこで上手く生きるためには、自分がどうするか?考えた方がよっぽど建設的ですよね。
▼この後、転職しました。転職を決めた理由
▼やっぱり転職だなと思ったらビズリーチ。ボクも良い企業に転職できました。
▼出世するべきかの判断の参考に。
【補足】会社の口コミを見る方法
他の会社ってどうなんだろう?そう思うことってありますよね。
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