最近はひさびさに受験勉強しています。来月までにPMP(Project Management Professional)という資格を取る為です。このPMP、一般にはあまり知られてはいませんが、米国のPMIという機関が認定している、国際資格です。
様々な業種の様々なプロジェクトを成功させるために、プロジェクトを統括する人(プロジェクトマネージャー)が、どんなことをすれば良いのか?実践者たちがまとめた知識体系を勉強します。とても実践的です。
「知らないよ~」という貴方!実は意外と世間では有名で、日経新聞でも「仕事に役立つ資格」として、公認会計士、中小企業診断士に次ぐ4位という資格なんですよ。さらに言っちゃうとTOEICの上です。結構凄いですよね。
「プロジェクト」、というと何だか仕事のように捉えちゃうと思うんですが、PMPで言うプロジェクトの定義は「始まりと終わりがあって」「結果、何かが出来る」もの。
つまり日常生活でも当てはまります。例えば家族旅行や、誕生日パーティ、結婚式なんかも、「始まりと終わりがあって」「何かが出来るもの」ですから、一種のプロジェクトというわけです。人生、も一つのプロジェクトですよね。ということで、PMPで勉強することは業種業界関係無く、応用できるんです。
今日は勉強の内容をざっくりと分かりやすく、一般の人でも分かりやすいように噛み砕いてみましたので、ご紹介します。もちろん、PMP勉強したばかりの人にも概要が伝わるようにしますのでよろしく!
全ての始まりは、目的とゴール設定
プロジェクトを立ち上げる時に、「何を」「何のために」「誰が」「いつまでに」やるのか?ということ(プロジェクト憲章といいます)を決めます。つまり「やる目的」と「ゴール設定」。これが無いとプロジェクトが始まらない、と勉強します。それほど大事な物です。
とにかく、実績と計画の比較
この目的とゴール設定を、コストや品質、スケジュールなどの観点からそれぞれ分解していって、計画を作ります。コスト計画、品質の計画、いつまでに何が終わっているか?というスケジュールの計画という感じで。
次に、そうして作った計画を実行していきます。その都度、実績と比較して、遅れてるのか?進んでるのか?進捗を把握して問題があれば対策を打っていきます。
PMPではとても多くのことを勉強する必要があるんですが、その内容は大きく言ってこの2つ「計画を作って」「実績と比較」なんです。いかにここが大切か、良く分かります。
実際、自分たちはそんなことしているだろうか?
ここでポイント。じゃあ、ですよ。日常、プライベートで様々なプロジェクトをやっている僕らは、「目的設定」「ゴール設定」したうえで「計画して」「実績と比較・対策」してるか?ってことですよ。ほとんどやってないんですよね。。。
実際、僕の過去を振り返ってみても、上手くいかなかったことは上記のことやっていません。逆に上手くいったことは、自然と上記のことやってます。
例えば、過去10キロダイエット出来たことを振り返ると。
- 目的 : モテるようになるため
- ゴール設定 : 70kg⇒60kgへの減量
- 計画 : 1年で
- 実績と比較・対策: 毎日体重をエクセルに入力、グラフ化
というのが明確にありました。ね?そういうことです。
以前お話しした、記録を取る、というのは実績を取り続ける、という意味でもありますね。やはり一般にも通じるものがあるようです。
ここまで書いてきて気づきましたが、なんかコレ、ブログ運営にも通じますね!アクセス解析は、実績を把握する、っていうことですし!!参考になれば幸いです。
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