突然ですが、クイズです。
「100円を、1万円のように、大切に使う」のは、お金持ちでしょうか?貧乏人でしょうか?
そう考えた人は・・・
答えは、「お金持ち」です。
お金持ちほど、100円単位の出費に敏感です。というか、こういう小さな出費にめっちゃ気をつけています。
※ボク個人の感想です
小さな出費に気を付けるべき理由
小さな出費に【こそ】、気を付けるべき理由を書いていきます。
習慣になり、チリツモになりやすい
まず第一の理由。小さな出費は結局デカい出費になりやすいです。
以前、自動販売機で缶ジュースを買っている人は貧乏、という記事を書きました。
関連記事:「自動販売機の缶ジュースを買っている人は貧乏」の理由
この記事でも書いているように、100円単位の小さな出費は習慣になりやすいです。
小さな出費は例えばこんなこと。アナタも「うわ!これやってる!」と思い当たるものないですか?
- 電車待ちの間に缶コーヒーを買う
- 会社前のコンビニでエナジードリンク、ペットボトルのお茶、ジュースを買う
- 自分へのご褒美にコンビニでデザート、スナック菓子を買う
どれも小さなことなんです。でもこのように一度馴染んだ「気持ち良いこと」の習慣は辞められません。これが厄介なんです。
習慣になった小さな出費は、そのうち大きな固定費になります。
固定費は一番に削減するポイントですよね。。。
例えば、ボクが若いころに教わった会社の先輩は、1日5回缶コーヒーを買ってタバコ休憩していました。
- 朝会社に着いたら朝食がてらに1本
- 午前中の休憩に1本
- 昼食後に1本
- 午後の休憩で2本
ということで余裕で5本消費します。残業なんかしたら・・・もっと増えますね。
130円の缶コーヒーは5本で650円です。それが1ヶ月20日の出勤として13,000円にもなります。
それが1年だとどうなるか・・・?
なんと、たかがコーヒー代が「156,000円」にもなるんです。
これくらいのお金があったら、何が出来るでしょうか??
利回り5%以上が普通のソーシャルレンディングに投資すれば、1年で7,000円くらいチャリンチャリーンですよ。
もしそのまま増やし続けたら、15年で倍の30万円になるんです。
関連記事:ソーシャルレンディングはお勧めの投資。会社員のボクが資産の半分を投資する理由
加えて、タバコ代も考えたら。。。もう辞めておきましょう(笑)
幸せ度に関係無い
そもそも130円の缶コーヒーって、買ったところで人生変わるほど嬉しいでしょうか?無かったら死ぬほど辛いでしょうか?
ホントはどっちでもいいはずです。「なんとなく」買っているだけじゃないですか?
ということで、小さな出費は幸せ度にあまり関係がありません。
まぁ、たまにだったら「お!案外美味いじゃん!」と喜べるかもしれないです。
でも、習慣になってる場合は、その快感も薄れます。(健康リスクもあるでしょう)
お金持ちがお金を使うタイミングは無いのか?
こんな話をすると、
と質問があります。
確かに小さいお金は気を付けるんですが、逆にガンガン使うときもあるんです。
それが
- 投資(勉強代も含む)
- 事業経費
- 他人へのプレゼント
- 時間を買う
という場合です。
つまり、お金持ちは「なんとなく欲しい」小さな出費はケチって、逆に意味がある使い方ならガンガンするってことですね。
▼そのあたりのことを詳しく書いた記事です。
関連記事:【お金の使い方】「安かったから買う」は間違い。意味を持たせよう。