ソーシャルレンディングとは?会社員のボクが紹介します




FX300万円無くしたボク、ゆうげん(@1funkiduki)ですが、海外出張&残業で稼ぎまくったおかげで、今では色んな投資をしています。

  1. 株(日本株・外国株)
  2. 投資信託
  3. ソーシャルレンディング
  4. 仮想通貨

ということで、

友人A
「ねぇゆうげん!なんかおススメな投資を教えてよ!」

友人(主に会社員)にアドバイスを求められることも多くなって来ました。

ズバリ毎月の収入が安定して決まっている会社員なら、ソーシャルレンディングをおススメしています。

実際に、ボクも総資産の半分以上をソーシャルレンディングに投下しています。

ソーシャルレンディングをおススメする理由は以下4つです。

  • 小額(1万円)から出来る
  • (今のところ)ほぼ確実に損しない
  • もらえる金利が高い(5%以上)
  • 運用の手間がかからなくてラクチン

からです。

今回はそのソーシャルレンディングについて、知らないアナタに向けて分かりやすく説明していこうと思います。

この記事はソーシャルレンディングはオススメ!という内容ですが、2019年の現在は、雲行きが怪しくなってきています。業界最大手のmaneoで立て続けに不渡りが起きているからです。良い方法であるとは思いますが、投資は自己責任が基本です。くれぐれもご注意を。

ソーシャルレンディングとは?

「ソーシャルレンディングって何なのさ?」
というと、

ソーシャルレンディング(Peer-to-peer lending、Social Lending)とは『ネット上でお金を借りたい人、企業』(borrower:ボロワー)と『ネット上でお金を貸したい人、企業』(lender:レンダー)を結びつける融資仲介サービスである。

引用:Wikipedia

だそうです。これじゃあちょっと、固いですね。。。

ボクら目線でざっくり言うと、
「事業者が紹介する企業にみんなで融資して、利子も含めてもらえちゃう投資方法」
になります。

▼業界最大手の事業者、maneo(マネオ)による紹介動画がむっちゃ分かりやすいです。

このソーシャルレンディングで実際にボクら投資家がやることは、以下3つだけです。

  1. ソーシャルレンディング業者に口座開設を申し込む
  2. 開設した口座に日本円を入金する
  3. 投資する案件と投資する金額を選ぶ

これだけです。簡単ですね。株やFXと同じです。

大きく株やFXと違うのは、損しないでほぼ予定した金額利回りになる=成功率がケタ違いに高いこと。

なぜ、こんなに成功率が高いのでしょうか?それには理由があるんです。

以下、メリットの中で説明していきます。

ソーシャルレンディングのメリット

ここではソーシャルレンディングと他の投資との比較から、特徴を見てみましょう。

ほぼ確実に損しない

みなさんもご存知のように、株やFX、仮想通貨は値動きが激しいので、大きく損することがあります。。。

でも、ソーシャルレンディングでは(今のところ)ほぼ損することがありません。

損することが無いのに、なぜこんなに利率が高いんでしょうか?

それは、銀行では融資を受けられない優良案件に融資しているからです。

▼例えばmaneoの過去実績。2015年4月から、7000件超の融資案件がありましたが、貸し倒れはありません。

以下、具体的に説明します。

ソーシャルレンディングでボクら投資家が融資する企業は

普通、企業や個人が事業のために融資受けるところといえば・・・銀行が思い当たるでしょう。

でも、そんな銀行の融資を受けるには、いろーんな書類や基準が必要です。とっても難しいんですよね。

書類仕事で大変な人

事業そのものが上手く行ってて「絶対コレ、イケるだろ」的な優良案件でも、まだ創業したばかりで実績を提示できなかったりして、融資が受けられない優良企業・案件がたくさんあるんです。

そういった優良と思われる企業に、銀行の代わりにみんなで融資しようぜ!というものがソーシャルレンディングなんです。

貸し倒れがほとんどないソーシャルレンディング業界では、一度でも貸し倒れが起こると大ニュースになり、その事業者が受けるインパクトもデカいです。

だから事業者も必死になって審査して、確実に返済できる企業・金利で案件を募集します。

こんな仕組みになってるんで、ボクらが投資した案件は貸し倒れも無く、ほぼ確実に返済してくれるんですね。

もちろん、「投資したお金が返ってこない」可能性は確実にあります。今までほとんど無かっただけで、今後は分かりませんのでご注意を!

小額(1万円)から出来る

ソーシャルレンディングは1万円からできる投資です。(具体的にはソーシャルレンディング事業者によります)

1万円

株をやるなら、少なくとも5万円は必要ですからね。。。この敷居の低さは特徴の一つです。

もらえる金利が高い(5%以上)

融資したボクら投資家が貰える金利が高い、というのもソーシャルレンディングのメリットです。

ソーシャルレンディング事業者や案件によりますが、5%以上の案件が多いですね。中には10%超の高利回りの案件もあります。

FXでも金利差に応じたお金を毎日受け取れるスワップというものがありますけど、5%も貰うには、リスク高い新興国の通貨を買う必要があり、ちょっと厳しいです。

▼海外の案件を多数扱うクラウドクレジットの案件抜粋(2018/2/4時点)。10%超もチラホラあるけど不安も多い。

▼老舗企業maneoの案件抜粋(2018/2/4時点)。利回り低めだけど堅実な印象。

それにしても、なぜこんなに高い金利が貰えるんでしょうか?

銀行から融資してもらえない企業の身になってみましょう。

融資してもらえない企業
「融資貰えれば絶対成功するのに銀行は融資してくれない・・・!」

こういう会社は、ある程度利率が高くても、喜んで融資してほしい!と思うんです。

運用の手間がかからなくてラクチン

入金して、案件選んで、たまに進捗をチェックするくらいで手間がかかりません。楽チンです。

申し込みしてしまえば、ソーシャルレンディング事業者が融資企業に融資して、あとは融資企業が頑張って働いて、決めた利率で返済してくれます。

返済遅れなどが発生したら、ボクら投資家の代わりにソーシャルレンディング事業者が回収・督促をやってくれます。

だから放置プレイで基本OK。

常に気がかりで仕事に集中できない・・・!な~んて悩みとはオサラバです。

手軽にお金がお金を生む感覚を味わえる

お金がお金を生むなんて感覚、「自分の時間や労力を使ってお金を生む」ということしかやってこなかったボクら会社員にはなかなか味わえないと思います。

でもお金持ちは不動産や株の配当など、投資したお金が生んだお金を使って、より豊かになっていくんですよね。

ソーシャルレンディングはこの感覚が手軽に味わえる投資なんです。

案件によりますが、ソーシャルレンディングで投資をすると、利息として毎月定期収入が入ります。

※満期で利息も含めて一括で返済されるものもあります

これがとても嬉しいんですよ。

ソーシャルレンディングをすることにより、手軽に「定期的に何もしなくてもお金が入る」という経験が得られます。

預金みたいにスズメの涙のお金じゃないですよ。

例えば、12ヶ月満期で利率5%の案件に10万円投資したなら毎年5千円のお金が勝手に増えることになります。(実際には税金で4千円くらいになります)

「たった5千円か・・・」と思いますか?

年会費3,900円のアマゾンプライムが、実質無料で入れると考えるとどうでしょう。いや、むしろ1,100円増えるんです。結構良くないですか?

普通の人であれば、「お金=働かないと貰えない」ものです。こうした経験をすることで、お金に対して「別に働かなくても、お金って増えるんだ!」という実感が出来るはずです。

そしてこの実感こそが、「お金=自分の時間を売ってもらうもの」という考えしかない、お金に対する姿勢を変えるのに繋がるんです。

ソーシャルレンディングのデメリット

良いことばかり言って来ましたが、もちろん嫌なこと=リスクもあります。

投資したお金が返ってこない

融資した企業が倒産・財政悪化して返済できなくなって、投資したお金が返ってこない可能性があります。貸し倒れってやつです。

3年前に個人向けの融資をやっていたころは貸し倒れが1割程度もあったようです。

でも、企業向けに絞った3年前からは、貸し倒れゼロ。これまで話してきたように、「ほぼ確実に」返ってくるようになりました。

ちなみに返済が遅れたりすることはあります。逆に早まって早期返済になることも多いです。

一度融資したお金は投資期間が終わるまで固定

ソーシャルレンディングで融資して、実際に全部返ってくるのは、数ヶ月~3年くらい時間がかかります。

この間、投資したお金は他の案件に投資できませんし、出金出来ません。固定されてしまいます。

あくまで余裕のあるお金で投資するべきです。

主なソーシャルレンディング事業者

このようなリスクを持つソーシャルレンディングで失敗しないためには、1つの事業者・1つの案件にドカッと投資するよりも、いくつかの事業者で、複数の案件に分散して投資すべきです。

ということで以下、ボクも使っているおススメの事業者3つを紹介していきます。

まずはここから。信頼と実績の「maneo(マネオ)」

maneo(マネオ)はソーシャルレンディング業界では最も古い2008年創業で、定番とされている会社です。

ソーシャルレンディング始めるなら、まずここからでしょう。

投資に必要な金額はちょっと高い3万円からだし、運用利率は他の事業者に比べると低めですが、逆にいうと確実な投資がほとんどってこと。初心者でも安心して運用できます。

▼老舗企業maneoの案件抜粋(2018/2/4時点)。利回り低めだけど堅実な印象。

口座開設すると、いろんな説明動画が見れますから、無料で勉強も出来ちゃいます。

また、登録情報を使って他のソーシャルレンディング事業者に簡単登録も出来ちゃいます。最大手だからこそ出来る芸当ですねぇ!

これまでのボクの運用実績は下記の記事で書いてあります⇩

関連記事:maneo(マネオ)運用成績。2017年3月から投資したら実際どうなった?

1万円からの案件多数「クラウドバンク」

クラウドバンクは2013年10月にソーシャルレンディング業界に参入した、業界3位の事業者です。

1万円から投資できる太陽光・風力発電の案件や不動産関係が多いです。

また、不定期に投資金額に応じてAmazonギフト券が必ずもらえるキャンペーンもあります。

▼過去には50万円追加投資して5千円分もらえました。必ず貰えるって、嬉しい。

日本クラウド証券株式会社という、証券会社が運営しています。証券会社ということで他の会社よりも厳しい基準で営業していることもあり、信頼性があるとされています。

返済遅延は数件発生していますが、全て回収できたようで、貸し倒れは0件です。

ボクの投資実績は下記でまとめてます⇩

関連記事:クラウドバンク運用成績。2017年3月から投資したら実際どうなった?

海外高利回り案件が多い「クラウドクレジット」

クラウドクレジットは、あの伊藤忠商事が18%もの大株主としても入っている事業者です。

特徴は、南米やロシア、ヨーロッパやアフリカなど海外(新興国多い)の案件に特化しているところ。だから返済リスクも高い影響で、10%超の高利回りが受け取れます。

上の2社と違うのは、毎月配当金ではなく、一括返済の案件が多いですね。なので複利のメリットが活かしづらいのがデメリットです。

でも高い利回りと、手軽に海外の案件に投資できるというのが魅力です。

ボクも最近5案件くらいに投資していますが、まだ返済期日は数か月後なので、配当金もなにも出ていません。

運用実績はおいおい書いていきます。

まとめ

ということで、ソーシャルレンディングについて説明してきました。

見てきたようにソーシャルレンディングは「低いリスクで、5%以上の利回り」がもらえる投資です。

仮想通貨みたいに大儲けすることはありませんが、時間をかけてきっちり投資していけば、スルメのように良い味を出してくる投資です。

定期預金の金利と比べると全然デカいですよね。l

リスクを取ってギャンブル的な大勝ちを狙わず、会社員のメリットでもある、時間と安定を味方にしつつ着実に利益を狙えます。

「やってみようかな」と思ってみた人は、まずはmaneo(マネオ)に登録して、1万円くらいから始めてみるのもいいでしょうね。

この記事はソーシャルレンディングはオススメ!という内容ですが、2019年の現在は、雲行きが怪しくなってきています。業界最大手のmaneoで立て続けに不渡りが起きているからです。良い方法であるとは思いますが、投資は自己責任が基本です。くれぐれもご注意を。

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移住した30代のサラリーマンブロガー。SE/投資家/ドラマー/つけ麺好きです。毎日の気付き/投資/IT情報/お金・時間的に得する情報をお届けします。 ブログは毎月5万人くらい来ます。田舎住まいだけど虫が弱点。あとレバーが食べられない。