RPA(単純PC作業を自動化する方法)を分かりやすく説明。全労働者は震撼せよ。




こんにちは。会社員エンジニアブロガーのゆうげん(@1funkiduki)です!

突然ですが、

  • この仕事、全然頭使わないからつまんねぇなぁ。。。
  • 毎回家でやってるこの作業、めんどくさいなぁ

というパソコン仕事、ありませんか?

非効率だったり、まったく頭使わない単純作業も多いはずです。

たとえば「ブラウザもしくは何かのソフトの一部分をコピーして、エクセルに転記する」みたいな。

そんなめんどくさい非効率的な作業をクリック一つで自動でできるようになる方法があります。「RPA」です。

やたら「働き方改革」が叫ばれる最近、脚光を浴びて来た言葉です。

今回はそのRPAについて、初めて聞いたアナタにも、分かりやすく説明したいと思います!

RPAって何?

RPA。。。Robotic Process Automation(ろぼてぃっく ぷろせす おーとめーしょん)の略です。

ほほえむ男性

おーとめーそん

日本語で「ロボットによる業務自動化」という言葉です。

RPAの内容を3行で言うとこんな感じ。

  • PCの定型業務を自動化できるソフトの総称
  • ブラウザやWindowsソフト全般など、複数のソフトをまたがった操作を自動化できる
  • プログラミング不要。カンタンに自動化パターンを作成可能

うーんわかったようなわからないような・・・という感じでしょうか?

見上げるダンボー

こんなロボットではない。RPAはソフトです

ウダウダ言うよりも、実際にRPAを使用した動画を紹介しますね!⇩

RPAの威力が分かる動画

例えばアナタが、職場でこんな仕事を振られたとしましょう。。。

上司
おいキミぃ!チャチャっとこれやっといてよ!
  1. Excelの住所録から、Wordの文書にお客さん情報をコピペする
  2. 地図ソフトから、同じWordの文書に地図をコピペする
  3. 個別の番号をつけて、名前をつけて保存
  4. Excelの住所録の人数分(数百人分)、繰り返す。。。

うわー・・・むっちゃメンドくさそうな業務ですね。新入社員のとき、こんなのやった気がする。。。

でも、こういう仕事って今の会社も結構多いんですよね。

単純作業で、しかもやたら量が多い。RPAが無かった昔は、「俺はマシーン・・・マシーンなんだ・・・」と自分に暗示をかけて、ひたすらクリックし続ける必要がありました。

 

でも今は・・・RPAがある。こんなめんどくさい作業も、RPAにかかれば超速で終わるんです!

一度パターンを作ってしまえば、アナタがやることは開始ボタンをクリックすることだけ。

あとは優雅にコーヒーでも飲んでいれば、あとはロボット(RPAソフト)が休まず働いてくれます。なんてすばらしいんでしょう。

動画はこちら!めちゃ衝撃的ですよ!⇩

人間がやってるのは、最初のワンクリックだけです!

ね?なんだか凄く楽チンな作業になったでしょ?

RPAの活用事例

こんな感じのRPA。めんどくさい仕事がたくさんあるお役所や金融機関なんかは、どんどん導入してきています。

最近の導入事例をまとめます。ざっくりの概要も記載しました。

三井住友海上
 プログラミング知識不要のRPAソフトを選定した
 イントラ内で自動化リクエストを受け付ける【目安箱】を設置した
 自動化したい業務は、綿密なヒアリングの上で自動化を図った

 

京葉銀行
 本部が各支店から集約した融資や預金の量といったデータを自動で集計する
 ソフトの導入で定型業務の処理時間を3~7割削減できる
 千葉銀行が2017年からRPAを試験導入しているほか、千葉興業銀行も17年度中に取り入れる方針

 

東北銀行
 年内に約40の業務で活用し、年間数千時間の業務量を減らす。
 導入費用は年間で数百万円
 東北では七十七銀行、山形銀行がRPAを導入している
 4時間かかっていた作業が数分

こういう事例は探せばいくらでも出てきます。

これを見て思うのは・・・

RPAが単純作業するだけの人員をクビにする

単純事務作業だけで食ってる人には、厳しい時代が来るよ、ということです。

単純事務作業で食ってる人・・・会社員でも多いし、スキルがあまりないフリーランスの方も。(データ入力やテープ起こしなどの作業で稼いでる人も多いでしょう)

 

上記の例を見てお分かりのように、RPAが最も得意としているのはデータ入力や集計作業など、いわゆる事務作業です。

IT技術が発達したおかげで、コンピュータは人間の目のように画像認識でき、人間の声もテキストデータに変換できるようになりました。

画面を見て、キーボードやマウスでデータを移動・入力したりする「だけの」作業が、コンピュータだけでも普通に出来るようになってきたんです。

 

経営者側からすると、使えば使うほど時給が発生し、残業時間や健康状態も問題になる人間は扱いづらい存在です。

これに対してコンピュータは電気代さえ払えば休みませんし、何よりずっと正確な仕事をしてくれます。こき使っても、ツイッターに愚痴を書き込みません(笑)

どっちを使いたいか?は当然分かるでしょう。

 

「働き方改革」って良く言われてますけど、どこか別の世界の話だと思ってませんか?

さっさと自分たちの働き方改革しないと、RPAに仕事取られるレベルの人も多いかもしれませんよ。

まとめ

ということで、今回はRPAについて勉強した概要をまとめてみました。

参考になれば幸いです。

他にもこんな時代に必要なスキルや、おススメのRPAツールなんかも書いていきます。

見上げるダンボー

【無料】「UiPath」で個人でもRPA(PC作業自動化)導入できる!

2018年2月21日

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ABOUTこの記事をかいた人

移住した30代のサラリーマンブロガー。SE/投資家/ドラマー/つけ麺好きです。毎日の気付き/投資/IT情報/お金・時間的に得する情報をお届けします。 ブログは毎月5万人くらい来ます。田舎住まいだけど虫が弱点。あとレバーが食べられない。