全国の練習場所に悩むドラマーの皆様こんにちは。同じ悩みを持つドラマー初心者、ゆうげん(@1funkiduki)です!
ドラムを初めて、もうそろそろ1年になります。個人の先生に習ってます。
で、いつも思ってきたのがコレ。
ボクは昔ギターをやっていましたが、ギターは自宅での練習がしやすいんです。ある程度サイズ的に小さくて場所取らないし、音もエレキギターならかなり小さくなります。余裕で自宅で練習できるんですよね。
でも、ドラムは自宅にあるだけでも場所を取るし、実物の音量は物凄い。一軒家でも近所迷惑になりますから、防音室にする必要があります。ましてやアパートなんて無理ですよね。
散々試行錯誤した結果、コスト的にもやりやすさ的にも、アパート暮らしのドラマーに関して「これベストじゃね?」と思う解決策ができたので紹介します。ずばり「電子ドラムパッドを使う」方法です。
▼ツイッターで感動をつぶやきました
トータル15,000円くらいで安く済んだし、練習飽きたら記事にしようっと。#ブログ書けpic.twitter.com/Esrq8HPGLd
— ゆうげん@移住サラリーマンブロガー (@1funkiduki) July 21, 2018
結論:↓が最強でした。
国産ならヤマハ。安定感があります。
ワープ出来る もくじ
自宅ドラム練習方法の良い点・悪い点
まず普通のドラム練習方法について考えてみます。
ドラムパッド:練習がつまらない
ドラムパッドというものがあります。写真のようなヤツですね。軽くて音も小さくて、叩き方の基礎を勉強するには最適のアイテムです。
▼ドラムパッド。軽いので、いつでもどこでも練習できる。
ドラムパッドで練習するときの良い点と悪い点を順に説明します。
叩き方や基礎練習では使えますね。
○音が小さい
ドラムパッドでの練習では音を気にしないでいいです。全然音出ませんから。騒音気にしなくていいのは大きなメリットですが、これは後で説明する大きなデメリットにもなります。
○どこでもできる
ドラムパッドは軽くて持ち運びも簡単。アパートでも、外でも、レストランでもね。どこでも練習出来ちゃう。ドラムパッドならね。
○安い(3,000円くらい)
ドラムパッドは安いです。3千円くらい。いきなり最初から高いドラムセット買ってしまうよりは、初級者はこれで練習してみて、自分の適正を調べてみたほうが良いです。
いきなり高いドラムセットを買って、「やっぱりドラム向いてないわ・・・勢いで買っちゃったけど・・・これどうしよう」と物置スペースになってしまう・・・なんて悲劇は多いですからね。
☓たたき分けが出来ない
本物のドラムセットは、7つの叩くところと、2つの踏むところ(ペダル)で操作します。意外と多いんです。
▼一覧にしてみるとこんな感じ。
・スネア
・ハイタム
・ミドルタム
・ロータム
・ハイハット
・クラッシュシンバル
・ライドシンバル
・ベースドラムペダル
・ハイハットペダル
こんなに叩くところがあるのに、ドラムパッドは1つだけでは、どうしても無理があるんです。
つまりいくらドラムパッドで練習したとしても、この「手足の使い分けは習得できない」んです。
なんとかしようと「左上の部分はクラッシュシンバルで」と自分なりにルール付けしてやってみましたが、音は「ポコ」という同じ音なので、心が折れました。
☓音がつまらない
ドラムパッドでの練習は音が小さいとメリットにあげましたが、逆を言うと「音が小さすぎる」んです。
そして音色も違います。「ポコ」という小さな音ではつまらないんですよね。つまらないと練習続きにくいです。
ドラムパッドまとめ
ということで、ドラムパッドは安い・場所を取らないけど、本格的な練習は出来ない、つまらないんです。
でもリズムや叩き方などの基礎練習では使えますね。youtubeでも基礎練習の動画を見るとみんなパッドを使ってます。
音が出せない深夜に一人孤独に基礎練習でもしたい・・・といったときにドラムパッドは良い練習方法になるでしょう。
電子ドラムセット:デカイ・高い
次に電子ドラムセット。これは本物のドラムと違って、ドラムパッドみたいなものを叩くと、接続したスピーカーやヘッドフォンからドラムの音が出るという代物です。
▼例えばこういうの。
電子ピアノや電子ギターなどと同じ発想ですね。ここでも自宅での練習という意味で見た良い点と悪い点をまとめていきます。
上級者、コスト・スペース的に余裕のある人が買うべきものだと思っています。
○本格的に練習できる
電子ドラムセットは、さっき書いたような本物のドラムセットと同じ配置で叩くことができます。
ただ、プロからすると、
- 「細かい音量コントロールが出来ない」
- 「叩く感じが全然違う」
など、あまり評判は良くないんですが、叩き分けができるってこと自体、むちゃくちゃ上達スピードが違います。
☓高い
電子ドラムセットは高いです。安いものでも3万円はします。初心者向きでも5万円が標準的のようです。
上記のやつは15万円くらいします。なかなか男気が必要です(笑)
☓場所を取る
電子ドラムセットは通常のドラムセットと同じくらいのスペースを取ります。コンパクトなものでも1畳くらいは見ておきたいですね。
電子ドラムセットの場合、電源コンセント、スピーカーへの配線ケーブルも見込む必要がありますので更に必要です。
ボクの場合、妻に「電子ドラムほしいなぁ・・・」とつぶやいたら「(場所取るから)ダメ」と一蹴されてしまいました。同じように、家族の反対に合う方も多いでしょう。
ということで、電子ドラムセットは本格的に練習できるけど、高いし場所をとってリスクが高い、ということになるでしょう。
オススメは「電子ドラムパッド」
ここまでドラムパッドと電子ドラムセットを使った自宅練習のメリット・デメリットを見てきましたが、どうもいまいちですよね。
両者のいいとこ取りした、最適なソリューション(解決法)は無いのか・・・!?
と探したところ、見つかりました。
「卓上型の電子ドラム」というべき物です!「ドラムパッド」と「電子ドラムセット」の中間ということで、「電子ドラムパッド」とでも言いましょうか。
構成部品も簡単。基本本体に3本のケーブル接続するくらいで、組み立ても5分で出来ます。
- 本体
- ペダル×2
- 電源ケーブル
- ペダルケーブル
▼卓上型の電子ドラムパッド。購入したAlesisの「Compact kit 7」。
音量が自由自在
一番の問題音量は電子ドラムパッドであればヘッドフォンしておけばOK。さすがにパッドを叩く音は出ますが、力いっぱい叩かなければ全然小さい音です。
スピーカーも内蔵されているので、そのまま音を出す事もできます。休日の朝や昼間、妻がいない時間帯は【比較的】自由に音を出すことが出来ます。
ほどほどに安い
電子ドラムパッドは構成部品が少ないからか、本格的な電子ドラムセットと比べると、とても安いです。今回買ったのはAmazonで15,000円くらいでした。プライムデーで12,000円くらいまで値引きできたんですけどね!
スペースを取らない
電子ドラムパッドなら、妻の懸念でもあったスペースを取る問題も解決できます。既存の机に乗るサイズだったので、問題なしでした。
足で操作する2つのペダルもついています。机の下に置いておけます。
▼机の上にも余裕で置けて、場所取らない。
いろんな楽しみ方ができる
電子ドラムなので、アナログのドラムパッドでは出来なかった色々な楽しみ方が出来ます。
音色選べる(パーカッションとしても使える)
スタンダードはもちろん、ロック、ジャズ、テクノといったほとんど全ての音色が簡単に切り替え可能ですので、どんな課題曲にも合う音色が見つかります。
普通のドラムだけでなく、手で叩くようなパーカッション的な音色もあるので、まさにこれ一台で「どんなジャンルの音楽でもリズム隊」になれちゃうんです。
ドラムパッドの「ポコポコ」音とはもうオサラバです。
録音もできる
本体のボタンを押すだけで、簡単に演奏を録音出来ます。自分の演奏が客観的に聞けるので、更に上達スピードが早くできます。うまく叩けたと思っても、録音して聴くと「あれ?そんなにうまくない・・・」って思うこと多いですからね。
PCに接続して遊べる
PCに「dtxmania」というソフトを入れて、電子ドラムパッドをPCに接続すれば、昔あったドラムのゲーム、「ドラムマニア」的な遊び方もできます。
また、パソコンの音楽ソフトを使えば他のパートも合わせて演奏も楽曲も作れちゃう。ソフトとしてはMacの「Garageband」が有名ですね。
組み立て・持ち運び簡単、ライブにも使える
フル構成の電子ドラムセットは組み立てがなかなか大変なので、持ち運ぶのは難しいですが、電子ドラムパッドならケーブル接続するくらいで組み立てが非常に簡単です。
3〜5キロくらいの重さなので、持ち運びも簡単です。
つまり、ライブや発表の場に使いやすいんです。これは嬉しいですよね!
まとめ
ということで、騒音問題に悩む初心者ドラマーには「電子ドラムパッドがオススメ!」という記事でした。
以下のような属性の人にはピッタリのような気がします。
- アパート暮らし
- パッドの練習に飽きた
- ドラムをもっとやりたい・楽しみたい
- 家族・騒音に気を使う必要がある
- なるべくコスト・スペースは節約したい(必死)
- 色々な楽器を叩いてみたい
コスパよく、人に迷惑をかけず、しかも自分が楽しく練習できる環境を作りましょう!\(^o^)/
国産ならヤマハ。安定感があります。