「ネットワークエンジニア」という仕事を10年経験したボクが分かりやすく説明するよ!

スポンサーリンク

知らない人には中々自分の職業説明するの難しいよなぁ。ボクの仕事の一つである、ネットワークエンジニアとしての仕事をまとめてみます。就活中の皆さんにも役立つかもしれません。

10年以上、企業系ネットワークエンジニアの世界にいました。ネットワークエンジニア、というのは、SE(システムエンジニア)の中の一つです。図で言うとこんな感じ。(細かい人は気にしないでください)NW3

どんなことするの?

自宅でインターネットするために使う、ルータとか、スイッチとか、ありますよね?ルータについてはこの前説明しました。「道案内のおじさん」ですね。

あなたの会社でも、学校でも同じです。ただ、建物が大きかったり、使う人が多いので、沢山のルータとかスイッチが集まって、家よりも大きい、複雑なネットワークを作ってます。
▼例えばこんな感じ。ルータやスイッチがラックという専用の台に一個一個取り付けられます。貴方のPCから、こいつらに目がけて、LANケーブルが配線されていきます。
NW1
こういう機器を通って、貴方のパソコンやスマホはインターネットに出て行ったり、支社のファイルサーバにアクセスしたり出来るんです。

上の写真のような機器とアナタのPCを物理的な線で繋いだり、きちんと接続できるように設定をしてあげるのが、ネットワークエンジニアです。

必要な特性って?

理系の専門職とか思われがちなエンジニアですが、全然そんなことありません。文系もいます。なぜなら、ほとんど学校でやらない分野だからです。

英語やっといたほうが良いんでしょうか?とよく聞かれますが、必要でもありません。英語が分かると、単語を覚えやすいくらいです。

全然英語しゃべれない先輩が、フィリピンで現地英語話者とコミュニケーションしてました。ホワイトボードと、片言の専門用語さえあれば、コミュニケーションできちゃうんですね。
a0055_000848
じゃあ、何が必要なの?というと、やはり体力が必要です。意外と体使います。数十メートルのケーブルを伸ばして配線したり、ラックという機械を据え付ける専用の棚に、重い機器を持って取り付けたりします。現場の電話回線や電柱まで、NTTの作業員と回線引いたりもします。

ヘルメットかぶって、工事屋のオッサンたちと朝ラジオ体操とか・・・そんな経験もしました。

▼ラックの後面の様子。こんな感じで更にケーブルがごっちゃごちゃになっていきます。「いかにキレイに配線するか?」も腕とセンスの見せ所。中国では「もう訳わからないほどグッチャグチャ」でした。
NW2
あと強いて言うなら、あまりパニクらないこと、冷静でいることです。障害やびっくりすることが多いので。。。

ネットワークエンジニアの特徴

縁の下の力持ちです

スマホ、インターネット、企業のサービス。。。ネットワークはいまや不可欠です。嘘だと思うなら、ネットワークにつないでないパソコンやスマホを考えてみて下さい。何も出来ないでしょ?

ネットワークエンジニアがいなければ、LINEもFacebookも、電話さえも繋がらなくなります。まさに縁の下の力もち。なんです。

PAK86_kunekune20141221140445-thumb-1000xauto-17915

感謝されることは少ない

そんな縁の下の力持ちだからこそ、「感謝されるのは少ないです」。

ネットワークなんて今は「繋がって当たり前」ですからね。。。電気や電話だってそうです。こんなもん、日本では使えて当たり前なので、使えなかったら、みなさん怒りますよね。

「わぁ!ここのネットワーク、凄く早い!嬉しい~~~!」なんてまずありえません。「繋がって当たり前、繋がらなかったら大クレーム」という、ハイリスクローリターン。

ネットワークエンジニアを取り巻く現状

現状はどうなんでしょうか?今も縁の下の力持ち、という立ち位置は変わりません。

しかし、最近はちょっと風向きが変わってきています。一度構成してしまえば、ソフトウェア状で、ネットワークの経路や構成を一瞬で変更できる技術、「SDN(Software Defined Network)」が出てきたんです。

一度でもSDNに対応している機器を使ってネットワークを作ってしまえば、ネットワークエンジニアは必要ありません。今までネットワークエンジニアがケーブル抜き差ししたり、設定したりしていた、その後のネットワーク変更は、全て「パソコン上で出来ちゃう」んですから。
a0002_004059

まだまだSDNに対応した機器は高価なので、なかなか一般企業までは浸透していませんが、すでに「大規模な構成変更を日常的に行っている組織」には導入が進んでいます。JR東日本や一部の大学、日通なんかもすでに入れてますね。

ということで、未来永劫、安泰という訳にはいかないみたいです。ちょっと進路変更しないと行けないですね。

ネットワークエンジニアの楽しみ

じゃあ、楽しみって何なのさ?ですが、ボク個人で言うと2つです。

「繋がらない!という問題を、自分のアイデアと考えで見事に解決したとき」

「作ったシステムが24時間動いて世の中に広く貢献していると妄想するとき」

ですw マゾっぽいですね(笑)

ボクが勉強で使ったサイト

興味を持った人は、このサイトを見て見ると勉強になります。

3分間NetWorking

お笑いも豊富に入った、博士と助手の会話で進むので、楽しく学べます!

▼書籍で言うと、初心者にはコレ。図がとっても分かりやすい。本質から理解している技術者は、強いです。

スポンサーリンク

この記事のシェアはこちら↓