資格なんてただの紙切れですが、「入場券」という紙切れなんです。




最近は落ち着いたものの、新入社員のときはIT資格を取りまくりました。今まで、下記の18個の資格を取ってます。ほとんどが入社後3年のうちにとった資格です。

  • CCNP (Cisco Certified Network Professional)
  • CCDP (Cisco Certified Design Professional)
  • CCNA (Cisco Certified Network Associates)
  • CCDA (Cisco Certified Design Associates)
  • PMP(Project Management Professional)
  • PMS(Project Management Specialist)
  • VoIPアドバイザ
  • VoIPデザイナ
  • VoIPセキュリティ
  • ITIL IT Service Management Foundation
  • オフィスセキュリティーコーディネータ
  • 実用英語技能検定 2級
  • .com Master★★(ドットコムマスター ダブルスター)
  • 漢語水平考試(HSK) 三級
  • ISMS審査員補
  • Japan Certified Privacy Consultant(JCPC)
  • 個人情報保護士
  • TOEIC 770

ってわけで、普通の人よりは資格勉強した自負があります。

そんな徹夜作業の合間にも勉強をしているボクを見て、

「資格なんて取っても意味ないよ!」

っていう人もいれば

「資格取らなきゃ!(ユーキャン!)」という人もいました。

両方とも、良く聞く言葉ですよね。ホントはどっちなんでしょう??

今日は10年を超える仕事人生の中で、一つの結論に達したので綴ってみたい!と思います。

資格は「ただの紙切れ」?

仕事柄今までたくさんのスゴい技術者にお会いしました。
誰も資格は持ってなかったですね。。。

資格は持ってないけどスゴイ人。そんなブラックジャックみたいな人が多かったんです。彼らは言います。

「資格なんて必要ない」

「持ってたけど、有効期限切れて無くなっちゃったよ」

と、ここまで読んだ今、「あ~あ。やっぱり資格って紙切れなのか・・・」と思ってます?

確かに紙切れです。でも、まったく意味が無いとは思わないです。まとめて言うと、「入場券」ですかね。。。

以下、その理由をお届けします。

資格は「物差し」になる

まず一つ目。資格は、「良い物差し」になります。自分の実力を知らない人に、この人はどれだけ何を出来る?という物差しになるんです。

資格が無ければ、その人の実力を知るために、会話して引き出したり、テストをしてもらったり・・・とても大きな時間と手間がかかります。

そんなとき「この分野のこと、どれくらいわかる?」という物差しに、資格はピッタリです。

例えば、貴方が外資系の人事部だったとして、

「自分はスンゴく英語出来ます!」という人と、

「自分はTOEIC770点取りました!」と言う人。

どちらがレベルが分かるでしょうか?聞くまでもなく、後者でしょう。

資格があった方が、具体的なレベルが分かりますし説得力もあります。

資格は「名刺」になる

加えて、ある程度高等な資格になると、名刺にも肩書として書けるようになります。「弁護士」とか「公認会計士」なんて資格は特にそうですよね。
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ボクの名刺にも、CCNP、PMPの記載があります。

ITネットワークの世界で、一番有名な資格として、「CCIE」という資格があります。ボクが持っているCCNPの上位版です。アメリカでは持っているだけで年収1000万円、とか言われている資格です。(一般的な取得費用は100万円!なんと、取ってからも2年ごとに7万円かかります。。。)

持っている人は、「CCIEを持っている〇〇さん」と言えば「あ~あの人ね」と通じます。「うちの会社にはCCIEが〇人います!」という会社のアピールにもなります。

資格は「目標」になる

さらにさらに、資格は良い目標にもなります。

新入社員の実力なんてたかが知れてます。実績もない、コネもないのであれば、実力を上げるしかありません。実力を上げるには「資格」が有効な目標になります。
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期日もあるし、合格基準もあるし、どこまで実力が上がったか?みんなが分かりやすいからです。

「あいつは、自分であの資格を取った。頑張ってるから、一度仕事を任せてみようか?」となる可能性が出てきます。

まとめ「資格ってつまり入場券。」

以上、まとめてきたように資格は「物差し」「名刺」「目標」になります。

これって共通点があります。

あっても何もしなければ、何も始まらない」ということです。

あくまで資格は「自分のスキルを上げたり知らせたりするための紙切れ」であって、より多くの仕事に関わるための入場券なんです。

パスポートみたいなものですかね。
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実際に仕事が来たら、資格なんて全然役に立ちません。そこからは自分の頑張り次第ってことです。

頑張って仕事で成果が出来ると信用が生まれて仕事を任されるようになります。すると今度はその信用が入場券になるわけで、そうなると資格なんていらないです。だから資格には「必要派」と「不要派」がいるんですよ。

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移住した30代のサラリーマンブロガー。SE/投資家/ドラマー/つけ麺好きです。毎日の気付き/投資/IT情報/お金・時間的に得する情報をお届けします。 ブログは毎月5万人くらい来ます。田舎住まいだけど虫が弱点。あとレバーが食べられない。