隅田川の河川敷でホームレスのおじさんに聞いた、知られざるホームレスの真実と闇

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6年前くらいでしょうか。ちょっとチャレンジで隅田川の河川敷でホームレスのおじさんに2時間くらい話を聞いたことがあります。特別なことはありません。ふらっと言って、話しかけましたw
 

僕:「あの~ちょっとすみません、お話お聞きしたんですけど」
 

ホームレス:「え!?い、いいですけど・・・」
 

突然見ず知らずの若造から話しかけられて、びっくりしたでしょう。
 

そのホームレスのおじさん(川崎さん(仮)としましょう)は、案外?快く色々と聞かせてくれました。
 

普段の暮らし、普段は何をしているのか、そしてなぜ、こうなってしまったのか・・・川崎さんと話したのは、ほんの2時間くらいだったんですが、普段接することが無い、ホームレスの世界を垣間見て、とても新鮮だったことを覚えています。その時びっくりしたこと、感じた事を記します。
 

↓こんなところで話しました。

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こぎれい

川崎さんはパッと見、年のころは50くらい。

髪も髭も毎日手入れされており、顔もツルツル。全然ホームレスには見えませんでした。

電車ではもっと汚い会社員やらおじさん見てますから、とても意外でしたね。
こんなホームレスさんもいるんだな、と。

居心地良さそうな住居

川崎さん住んでるのは写真のような住居・・・というかビニールハウスだったんですが、元技術系の人だった川崎さんは、近くのガソリンスタンドからバッテリーをもらい、電気を引いてました。
 

そこにゴミ捨て場からテレビを持ってきて、なんと、自宅ではテレビも見てらっしゃいました。なんという生活力。

いや、人間追い込まれるとそれくらいの力を発揮できるのかもしれません。
 

最近見てるのは、「アメトーク」だね」とおっしゃったのにはビビりました。

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僕は仕事で見れないのに・・・僕より全然テレビ番組詳しいじゃないですか!!

時間に正確

時間の概念など無いように思えるホームレス。ですが川崎さんは違いました。
 

食料調達で、コンビニの廃棄された弁当をもらいに行くためです。

回収できる時間は決まっており、1分でも遅れると捨てられてしまいます。なので、1分単位の正確さを持って川崎さんは規則正しく生活されていました。

ルールは(少し)ある

その際、食料を集めるコンビニにも「このコンビニは俺の管轄、あっちは違う」など、縄張りも決まっていたようで、ホームレスであってもルールあるんだ、と感じました。
 

無秩序に見えるビニールハウスも、間隔や不可侵範囲など、きちんと縄張りが決まっていましたからね。

仕事は宝探し

じゃ、昼間何やってるんですか?と聞いてみると、川崎さんはゴミ捨て場あさりしていました。
 

空き缶や古本を集めて、売るのが仕事だと。

中には希少価値のある古本も見つかることがあるようで、「この前は5万円で本が売れちゃったんですよ!」と、イキイキして嬉しそうでした。

誰にでも、そうなる可能性がある

最後に、「なぜ、そんな川崎さんがホームレスになったんですか?」と核心。
 

工場勤務だった川崎さん、突然不況により解雇となってしまったそうです。
身寄りも友達もいなかった川崎さんは、そのままホームレスになってしまった、と言っていました。

・・・え?そんな簡単になっちゃったの!?


たまたま、仕事が無くなって、


たまたま、頼れる家族や友達がいなかっただけ。
じゃん。。。

そう、それだけなんです。

逆に言うと、僕らも、ちょっとしたはずみでいつでもホームレスになっちゃうのかもしれないな・・・と急にホームレスの世界が近くに感じることが出来るようになりました。

自由って何だ!?

正直、川崎さんと話す前は意識のどこかでホームレスと、僕ら一般人を分けて、どこか「かわいそうな人たち」として見ていました。けど、話を聞いてみてこう思っちゃったんです。


「なんか、うらやましいな」

と。

これまでお話した通り、時間制約もあります。ルールも少し、あります。

でも、毎日会社へ決められた時間に行って、嫌だけど残業して、徹夜して・・・長い時間を通勤して帰る僕らと比べたら、定時?に帰れるし、一人で気楽にテレビ見れるし・・・はるかに自由に見えて、「なんかうらやましいな」と思ったんです。
 

それ以降、川崎さんとはお会いしていません。礼儀正しく、こぎれいで、技術も持っている川崎さん。まだ隅田川にいらっしゃるのか、それとも就職できたのか、分かりませんが、きっと元気で暮らしているんだろうな、と思います。

川崎さんの出会いである意味常識が吹っ飛んだので、その後海外に行ったり、異動しまくったり、好き勝手出来た気もするんですよねぇ。。。

そう思うと、2時間でどんな高額なセミナーよりも、多くの気付きをくれたってことですね。

感謝、感謝です!

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