【仕事論】人の器を決める「縦軸と横軸」とは何か?




シンガポールに来て、重ね重ね思いかえす話があります。昔の上司から事あるたびに何度も言われていた話です。

それは「縦軸と横軸」という話です。


縦軸は、時間軸です。過去、現在、未来。

横軸は仕事上関係する全ての人々のことです。上司、同僚、お客様、パートナーなどなど。

縦軸を遠く=どれだけ遠い時間まで起こる状況を予測できるか?
横軸を広く=どれだけ関係する人の特性、趣向、仕事に対する姿勢などをくみ取って、
が人間の器を決める、ということです。

図で言うとこんな感じ。
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上図の赤い部分、「横軸、縦軸が狭い人」は、いわゆる「目先しか見えない人」です。人への気配りが出来ず、予測も出来ませんから、行動が行き当たりばったりで、人に信用されません。頼りなく見えます。

不思議なことに、こういう人に限って、良い人だったり、まじめに仕事をする人だったりします。残業しているけど、周囲、上司からの評価は良くない。「良い人なんだけど、仕事はちょっとね~~~・・・」こういう人周りに沢山いるでしょ?

これに対して、青い部分の「何事も「横軸を広く」、「縦軸を遠く」まで見据えて判断する人は、指示も無理なく明確に出すことが出来、優先度を考えながら仕事が出来るのでスムーズに事を動かすことが出来ます。行動の根拠も明確で、ぶれることがありません。

正直、こんな人めったに会うことは出来ません。

ここを目指して仕事している人も珍しいんじゃないでしょうか??
仕事でも、出来るかどうかはさておき、「このようにしたい」とイメージ持つと周囲の評価も変わりますよ。

僕もイメージを持ちつつ、今日も休日勤務頑張ります(泣)

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